24年の上期を終えて、「景気が悪くなっている」と感じている中小企業および零細企業は、どれくらいいるのか。また、下期に向けてどのような対策を講じている会社が多いのだろうか?
フリーウェイジャパンはこのほど、中小企業/零細企業の従業員・代表取締役、個人事業主373人を対象とした「2024年上期経営状況」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
景気が「悪くなっていると感じる」 昨年度上期調査から13.1ポイント増
Q1. ご自身が働かれている会社・業界の景気について、どのように感じますか?SA
対象:中小企業/零細企業の従業員・代表取締役、個人事業主373人
自身が働いている会社・業界の景気についてどのように感じるか聞いたところ、「やや良くなっている」が25.7%で最多となった一方で、「悪くなっている」(25.3%)と、「やや悪くなっている」(21.7%)を合わせた47.0%が「悪くなっている」と感じていることがわかった。
悪くなっていると感じる理由、1位は「受注量や販売量の動き」で61.7%
Q2. 回答の理由として何に注目しましたか?MA
対象:Q1で「悪くなっている」「やや悪くなっている」と答えた方(n=175)
上記で「悪くなっている」「やや悪くなっている」と答えた人に、回答の理由として何に注目したか聞いたところ、「受注量や販売量の動き」が最多で61.7%、このほか「取引先の様子」が42.3%、「受注価格や販売価格の動き」が28.6%、「競争相手の様子」が15.4%、「給与・賞与の変動」が9.7%、その他が12.6%という結果になった。