仕事していると、やりたくない仕事を任されたり依頼されたりすることがある。「できれば断りたいけど、はっきり言えない」「仕方ないのでやるけど、より上手に乗り切る方法を知りたい」と悩む社会人も多いのではないだろうか?
R&Gはこのほど、社会人男女500人を対象に「やりたくない仕事に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
やりたくない仕事も「引き受ける」が約7割
社会人500人に「やりたくない仕事を振られたときにどうするか」を聞いたところ、「引き受ける」が69.8%とダントツで多かった。渋々ながらも引き受けるという人が約7割を占めていた。以下、理由を付けて断る」(10.8%)、「状況による」(7.4%)、「他の人にお願いする」(4.4%)、「誰かと一緒にやる」(2.8%)と続いた。
やりたくないのは「時間がかかる仕事」
「やりたくないのはどのような仕事か」と尋ねたところ、「時間がかかる」(110人)が最も多い回答となった。時間膨張につながるタスクを嫌う社会人は多いようだ。以下、「苦手/強みを活かせない」(86人)、「メンタルを削られる」(60人)、「責任プレッシャーが大きい」(57人)、「本来の自分の仕事ではない」(47人)と続いた。
やりたくない仕事を乗り切る方法1位は「自分へのご褒美を決める」
「やりたくない仕事を乗り切る方法」について聞いたところ、「自分へのご褒美を決める」(73人)が最多となり、「好きなものを買う」「好きなものを食べる」など、頑張っている自分への対価を用意することでモチベーションを維持している人が多いとわかった。
以下、2位「さっさと終わらせる」(60人)、3位「仕事だからと割り切る」(56人)、4位「成長につながると考える」(48人)、5位「周囲に頼る」(44人)と続いた。
<調査概要>
調査対象:社会人男女
調査期間:2024年5月31日~6月5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性321人/男性179人)
回答者の年代:10代 0.4%/20代 20.4%/30代 39.2%/40代 27.2%/50代 10.2%/60代以上 2.6%
出典:株式会社 R&G
構成/こじへい