スマホやネットの普及で利用数が大幅に減少
東日本電信電話(以下NTT東日本)および西日本電信電話(以下NTT西日本)は、天気予報サービス「177」(以下本サービス)について、2025年3月31日23時59分をもって提供を終了することを発表した。
本サービスは1955年に提供が開始され、気象情報を電話で確認する手段として長年利用されてきたが、テレビの他スマートフォン、インターネット等の普及に伴い、気象情報の確認手段が多様化したこと、さらに固定電話の利用が減少していることに伴い、利用数が大幅に減少していたという。
両社では「今後もこの傾向が継続する見込みであることから、この度、本サービスの提供を終了することに至りました」と説明している。
この天気予報サービス「177」は、 固定電話から177番をダイヤルすると、電話をかけている地域の気象情報を聞くことができるサービス。利用にあたっては通話料が必要になる。
先日の電話帳・番号案内の提供終了(2026年3月31日)に続く、サービス終了のアナウンスとなった。
関連情報
https://www.ntt-east.co.jp
https://www.ntt-west.co.jp
構成/清水眞希