2018年からスタートし7回目となるオーガニックフェス 今年はフェムテックエリアも
日頃から使うスキンケアや美容アイテム、身体に取り入れる食事やサプリメント。普段使いするアイテムによって肌や身体が整えば、自然と気分も明るくなる。気持ちが整うと、日々の生活や、はたまた環境や未来までも考える余裕を持つことができる。自分自身がウェルビーイングな日々を送り、環境や社会をより良いものにしていくためには、日頃から使うアイテム選びも重要になってくるかもしれない。
6月21日から23日まで、東京・渋谷区のWITH HARAJYUKU HALLで『第7回ラキャルプフェス2024』が開催された。ラキャルプフェスは、ナチュラル・オーガニック化粧品や食品など美容商材の広報や宣伝を行う「株式会社ラ キャルプ」が主催するオーガニックフェス。
ちなみに「ラ キャルプ」とはフランス語で魚の「鯉」という意味。ラ キャルプの代表・新井ミホさんによると、日本語の「こい」という音が、LOVEを表す「恋」と同じことから、「自分が好きな人と仕事をしたり、素敵なブランドと出会ったりというのが、まるで『恋をしている気持ち』だな」と思い、「キャルプ」という言葉を選んだという。さらに、日本では古くから「鯉」が幸せの象徴と考えられていることも、起用理由だという。
ラキャルプフェスでは、出展企業が効果的なPR活動ができるだけでなく、「地球と人のためにサステナブルな未来を作るために役立つ最新情報」を参加者に届ける。2023年からは、フェスを開催するにあたって発生するCO2を実質ゼロにするための「カーボンオフセット開催」を実施。出展企業や参加者だけでなく、地球や環境への配慮、優しさも徹底している。
会場では、ナチュラル・オーガニックなプロダクトやサービスを提供する約74ブランドが出展。「Nature Plants Skin Care」や「P.G.C.D.」などのスキンケアブランド、ミネラルのサプリメントブランド「Sonomama」や、ファスティングサービスの「DELIFAS!」といったインナーケアブランドの他、「product」や「uka」などのヘアケアブランドも集結。ヘアケアブランドでは、国際オーガニック認定基準であるCOSMOS認証を取得したスカルプケアブランド「wicot」が初出展した。また、美容機器やシャワーヘッドなどの美容ブランド「ReFa」も、会場で実際にシャワーヘッドを使い独自のテクノロジー“ファインバブル”を体感できるブースを展開した。
7回目となる今回は、初めてフェムテックエリアが登場。東京・世田谷区の婦人科「ローズレディースクリニック」や、デリケートゾーンケアブランド「TWANY&me」「Capella beauty」「Femtur」、布ナプキンなどを販売する「Petite la’ deux(プティラドゥ)」、男性のコンディションや妊活をサポートする「HOMTECH」など、「自分のからだを知る」ためのコンテンツやアイテムを扱うブランドが参加。人々が自身の健康、ウェルビーイング、そして人生の目標に対してポジティブに取り組むための知識や情報を提供した。
3日間のイベント中は、専門家によるセミナーや体験会なども多数開催。各ブランドの代表や担当者によるトークの他、タレントでプロゴルファー、そしてNPO法人TGP理事長を務める東尾理子さんら、著名人も多数登場した。
今回、ラキャルプフェスの取り組みや意味について、フェスを主催するラ キャルプ代表の新井さんに話を伺った。