曲面の研磨に最適な「スポンジやすり」
紙ではなく、特殊なスポンジに研磨材を接着したやすり。このタイプは、サンドペーパーより高コストなため、サイズは小さく、枚数も少なくなっている。
「スポンジやすり」の「細目」(左側3枚)と「仕上げ用」(右側3枚)
入り数は、11cm×2cmのサイズが3枚。「細目」(#600、#800、#1000が各1枚)と「仕上げ用」(#1200、#1500、#2000が各1枚)の2種類が販売されている。
コスパ的には悪く見える「スポンジやすり」だが、大きなアドバンテージがある。1つには、棒状のものや丸みを帯びたものにフィットしやすく、力まずに丁寧な研磨ができる点。さらに、金属、木材、プラスチックと幅広い素材に対して使え、目づまりしにくく比較的長寿命でもある。
■商品詳細
商品名:スポンジやすり
価格:110円
原産国:中国
材質:発泡ポリエチレン、紙、人造研磨剤
商品サイズ:縦11cm×幅2cm
種類:細目、仕上げ用
プラ製品の細かい仕上げに「クッションやすり」
こちらは、「スポンジやすり」の親類のような商品で、細長いPET素材の両面に発泡ポリエチレンのやすりを貼り付けたもの。#240、#600、#1000の番手が、それぞれ8本入りで販売されている。
「スポンジやすり」ほど柔らかくはなく、あまり曲がらないので注意が必要。プラモデル愛好家に人気の商品で、枠からパーツをカットした際に残るゲート跡の処理や、表面仕上げによく活用されている。プラモデルだけでなく、プラスチック素材のやすりがけ全般で役立つ一品だ。
■商品詳細
商品名:クッションやすり
価格:110円
原産国:中国
材質:発泡ポリエチレン、PET、紙、人造研磨剤
商品サイズ:縦9cm×幅1cm
種類:極細目、細目、中目
珪藻土のメンテ用にも使える!ダイソーで買える110円のヤスリを使い比べてみた【100均】
日曜大工、DIY、ホビーで欠かせない脇役に「やすり」がある。 本格的な作業では、電動やすり(サンダー)の出番だが、日常使いでは紙やすりや棒やすりでほぼ事足りる。...
撮影・文/鈴木拓也