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起業家の4割が「3年以内に自社の売却に向けて準備中」、どこまで社内に共有している?

2024.07.21

M&A実現に向けて最も準備が必要だと思うこと 第1位は「M&Aアドバイザー等とのプロフェッショナルの支援機関との連携」19.2%

最後に、「自社の売却や譲渡(M&Aによるイグジット)の実現にあたって準備が必要だと思う部分はなんですか?」と質問したところ、「プロフェッショナルとの連携(M&Aアドバイザー、弁護士、会計士等との調整)」が19.2%と最多の回答となった。

前述の通り、M&A意向については社外に打ち明けられる相手が限られている。しかし、実際のM&A実現に向けた準備段階においては、中立的な専門家との連携を最重要視する傾向があるようだ。

M&Aは高度な専門性が求められるプロセスであり、的確な助言と進捗管理が不可欠。

この調査結果から、スタートアップ企業がM&Aという重要な経営課題に対して、自社の力だけでは不安があり、信頼できるプロフェッショナルパートナーの関与を期待していることが伺える。

つまり、M&A準備の第一歩は、公平な立場から最適な助言が得られる専門家の選定にあると言えるだろう。

事業の将来を左右するM&Aにおいて、適切な支援体制を整えることが肝心であり、その重要性の認識が高まっていると考えられる。

調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:10代~60代の外部株主のいる会社の代表取締役(全国調査)
有効回答数:250
調査実施日:2024年6月3日

関連情報
https://corp.startupma.inc/

構成/Ara

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