PR TIMESから同社が主催する「プレスリリースアワード2024」の審査員として、石﨑寛明・小学館DIME編集長を含む9名が発表された。本アワードは、一次審査と最終審査会を経た後、2024年10月28日に決定する。
なお、一次審査を通過して、最終選考に進出するプレスリリースは審査員の講評とともに特設サイト等で掲載される。
プレスリリースアワード2024審査員9名を決定
プレスリリースアワードは、1年間に国内で発表されたプレスリリースの中からエントリーを受け付け、社会性・公共性・共感性・将来性等の観点から、プレスリリースの可能性拡大に貢献したものを審査・選考して表彰するアワードだ。
プレスリリースは、今や生活者も楽しむニュースへと進化しており、法人・個人、企業規模や業界業種問わず、活用用途にも広がりを見せている。
プレスリリースアワードでは、そうした多様なプレスリリースの中から、優れたものを表彰することで、さらなるプレスリリース発信文化の普及と発展を目指すという。
今年で4回目となる審査会は、テレビやビジネス誌などのメディア関係者をはじめ、スタートアップや自治体広報の専門家、事業会社出身のパブリック・リレーションズの有識者等の専門ジャンルや立場が異なる面々を迎え、1名を除き当社外の独立した立場から審査する9名で構成される。
また、小学館DIME編集長の石﨑寛明氏、グローバル・ブレイン株式会社Partner / Editor in Chiefの桜川和樹氏、朝日新聞GLOBE+編集長の関根和弘氏、株式会社はね代表取締役の矢嶋聡氏の4名は今年から初参加となる。
プレスリリースアワード2024 審査員
※五十音順、敬称略
■石﨑 寛明 小学館DIME編集長(初)
2008年、小学館に入社。広告局に配属され『DIME』の広告営業を担当。2010年に『DIME』に異動してからは家電・通信・IT・文具・マネーなど様々なジャンルを手掛ける。2022年10月に『@DIME』編集長に就任。2023年10月より、雑誌『DIME』の編集長も兼任する。
<コメント>
DIMEは扱うジャンルが幅広いメディアなので、毎日たくさんのプレスリリースを拝読しています。今年から審査を務めさせて頂くに当たり、受け手の心を動かす、既成概念に縛られないリリースとの出会いを楽しみにしています。
■勝俣 哲生 日経クロストレンド編集長
1979年、神奈川県箱根町生まれ。2001年、中央大学総合政策学部卒。人材サービス企業を経て05年に日経ホーム出版社(現・日経BP)へ入社し、月刊誌『日経トレンディ』記者として、食品・飲料、日用品、小売業界などを担当。年末の恒例企画「ヒット予測」特集を10年に渡り手がける。16年に日経トレンディ副編集長、18年2月に日経クロストレンド副編集長、23年4月から現職。
<コメント>
日々、企業の皆さまから発信されるプレスリリースを楽しみに拝見しております。今年も社会に役立つ発信や新規性にあふれたビジネス、人々の心揺さぶる発信の数々に、審査を通じてふれることを楽しみにしています。
■小林 史憲 テレビ東京 報道局「テレ東BIZ」編集長
立教大学法学部卒業。1998年テレビ東京入社。「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」のディレクター、プロデューサー、北京支局特派員、などを歴任。2024年4月~経済動画配信サービス「テレ東BIZ」編集長。兼「#わたしの転職」プロデューサー。「激動の中国2008~2013」連載中。
<コメント>
昨年は1000本以上のリリースをガチで読ませるPR TIMESさんの無茶ぶりに涙目になりつつ…多くの素敵なリリースと出会い、感動しました。今年もすでに涙目になりつつ…素敵な出会いと感動の予感にワクワクしています!
■佐久間 智之 PRDESIGN JAPAN株式会社 代表取締役
埼玉県三芳町で公務員を18年務め税務・介護保険・広報担当を歴任。在職中に独学で広報やデザイン・写真・映像などを学び全国広報コンクールで自治体広報日本一に導く。2020年に退職し独立。現在はPR TIMESエバンジェリスト、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS PR部門 審査委員、総務省 地域力創造アドバイザー、早稲田大学マニフェスト研究所招聘研究員、国や地方自治体の広報アドバイザーや研修講師として活動。「公務員のための広報の教科書」など著書多数。
<コメント>
昨年に続き審査員を拝命いたしました。プレスリリースは広報担当の想いがギュッと詰まったラブレターだと思っています。今年も思わず恋をしてしまうような素敵な作品との出会いを楽しみにしています。
■桜川 和樹 グローバル・ブレイン株式会社 Partner / Editor in Chief(初)
リクルートやLINE(現LINEヤフー)において複数のメディアの編集・運営を15年以上携わった後、現職。リクルートでは「R25式モバイル」の編集デスク、LINEでは「NAVERまとめ」編集長や「LINE NEWS」の事業化などを担当。現在はVCのグローバル・ブレインにて、コーポレートPRおよび投資先企業のPR支援などを行なう。
<コメント>
この度、審査員に就任させていただくことになりました。秀逸なタイトルや構成はもちろん、いまの時代らしいプレスリリースに出会いたいです。仕事柄、特にスタートアップのみなさんからのエントリーをお待ちしています!
■関根 和弘 朝日新聞GLOBE+編集長(初)
1998年、記者職で朝日新聞社に入社。地方支局や大阪社会部、モスクワ支局、ハフポスト日本版(出向)などをへて2022年9月より現職。国際ニュースや社会課題をテーマに取材を続ける一方、企業のSX(サステナビリティトランスフォーメーション)や情報発信のあり方についてメディア視点での提言に取り組む。企業の広告やPRのあり方の変化を追う連載企画「広告の新潮流~社会課題への挑戦」を執筆。
<コメント>
審査では、プレスリリースを単なる情報伝達のツールとしてだけではなく、そこに込められた広報・PR担当の方たちの熱意やにじみ出る人柄も感じ取っていきたいと思います。「顔が見える」プレスリリースを楽しみにしております。
■河 炅珍 國學院大學 観光まちづくり学部 准教授
國學院大學 観光まちづくり学部 准教授。1982年生まれ。韓国梨花女子大学卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。専門は、社会学、メディア、コミュニケーション。主著に『パブリック・リレーションズの歴史社会学』(岩波書店、日本広報学会学術貢献賞)など。
<コメント>
メディア環境の変化とともに、情報の伝え方・受け取り方はもちろん意味や価値も変わっています。そんな中、プレスリリースはどうあるべきでしょうか。プレスリリースアワードを通じて新たな発見や気づきが得られることを期待しています。
■三島 映拓 株式会社PR TIMES 広報PR管掌取締役
1980年島根県生まれ。2003年東京大学文学部卒業。05年ベクトル入社。07年PR TIMES入社後、CS、PRプランナー、アライアンス、広報など経験、17年より取締役。経営管理とPR・HRを担う。プレスリリースアワードとプレスリリースエバンジェリストの立ち上げと審査員を務める。PRで大切にするのは共感と信用。
<コメント>
企業と担当者の曲げられない信念、そして苦闘の末に辿り着いた境地が、プレスリリースから伝わってきます。沢山の思いと創意工夫を受け止め、審査させていただく重責に、身震いと共に心から幸せを感じ、拝読してまいります!
■矢嶋 聡 株式会社はね 代表取締役(初)
ネットベンチャー2社でマーケティング→NY留学→PR会社勤務を経て2008年にネイバージャパン株式会社(現:LINE株式会社)入社。コミュニケーションアプリ「LINE」の広報・マーケティング統括を経て2017年10月より株式会社メルカリにてグループ広報責任者を務める。2023年3月末にメルカリを退社し、同年6月にPRコンサルティング会社「はね」を設立。
<コメント>
今回初めて審査員を担当させていただきます。今年で4回目の開催とのことですが、年々エントリー数が増えており、プレスリリース発信文化の盛り上がりを感じています。新たな着眼点や気づきを与えてくれるようなプレスリリースに出会えることを期待しています。
プレスリリースアワード2024 エントリーは8/7(水)まで
プレスリリース発信⽂化の普及と発展のために、2021年より開催している本アワード。大企業からスタートアップまで、過去3回で2993件のエントリーの中から計28件のプレスリリースが受賞に至っている。
4回目となる今回は、イノベーティブ賞、インフルエンス賞、ソーシャル賞、パブリック賞、エンパシー賞、ヒューマン賞、ストーリー賞、ローカル賞、グレートステップ賞、特別賞の10部門での授賞を予定。同一企業、同一担当者からの複数エントリーも可能だ。
応募対象/2023年8月1日~2024年7月31日に発信されたプレスリリース
※「PR TIMES」の利用有無は問いません
応募フォーム/https://tayori.com/f/pressrelease-award2024entry
締切/2024年8月7日(水)23:59
受賞連絡/2024年9月中旬以降を予定
発表形式/10月28日開催の授賞式、当社プレスリリースおよび特設サイトを予定
関連情報
https://tayori.com/f/pressrelease-award2024entry
構成/清水眞希