ひと言で「複業」とは言っても実はいろんなタイプがある。会社員として正規雇用されながら他企業の仕事を「業務委託」として行なう人(企業業務×企業業務)もいれば、休日の趣味が高じて仕事になった人(企業業務×個人事業)もいる。あなたはどのタイプが向いている? 参考までにお試しあれ!
TYPE A【企業業務】×【企業業務】型
複数の企業に所属してパラレルキャリアを築くタイプ。正社員として働きながら他企業の仕事を「業務委託」の立場で働くケースも含む。複業する企業間での調整が必要かもしれないし、複数社の責任を負うプレッシャーはあるが、仕事の幅や人脈は格段に広がる。
TYPE B【企業業務】×【個人事業】型
企業が主軸で、空いた時間や週の何日かを、個人の範疇で複業するタイプ。企業に雇用される安心感を残したまま、企業だけでは得られなかった様々な刺激や知見、経験を社外から得ることができる。将来的には起業につながることもあるかもしれない。
TYPE C【個人事業】×【個人事業】型
個人事業主やフリーランス、小さな法人を経営している人など、個人が複数の仕事を行なうタイプ。時間や雇用形態の制約が少ない分、専門的なスキルがあれば、複業は比較的容易かもしれない。また自由な働き方ができるので、2~3か月限定の複業なども手だ。
TYPE D【本業一本】型
やりたいことが今まさに本業にあるタイプ。時間やエネルギーのほとんどが本業に向いているので、今は自身のスキルアップを目指そう。もし複業に興味がある場合はフレームワークを使ってみよう。自分に適した複業が明確になるはずだ。
イラスト/友田シトウ 監修/越川慎司 取材・文・編集/廣 健吾