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意外と使える!仕事の現場でも導入が進むポータブル翻訳機の超実践的活用法

2024.07.15

昨今は、音声で自動翻訳するスマホアプリやポータブル翻訳機がトレンドだ。AI(人工知能)が搭載されるなど、最近ではその性能も上がってきていることから、今後さらに利用用途も広がっていくと考えられる。実際、旅や通訳が求められる特別なシーンのみならず、日常業務にも活用できるようだ。

今回は、ポータブル翻訳機を社内の外国人社員とのコミュニケーションや記事作成など、ビジネスや業務へ役立てる方法を、リアルな体験談をもとに紹介する。

技術進化が気になるポータブル翻訳機

最近、音声翻訳機能を持つスマホアプリや専用端末によるポータブル翻訳機など、手軽に持ち運べる翻訳ツールが定着し始めている。

日本発のポータブル翻訳機といえば「POCKETALK(ポケトーク)」が知られている。またイヤホン型の翻訳機「Timekettle(タイムケトル)」も人気だ。最近ではポーランド発の「Vasco Translator V4(以下、Vasco)」も日本市場で人気を博してきている。

「Vasco Translator V4」

同製品は最大108言語に対応しており、見た目もおしゃれでいつでも持ち運びたくなる小型の翻訳機だ。音声翻訳では、76言語の音声を0.5秒で翻訳する。テキスト翻訳も可能だが、特に便利なのはカメラ翻訳の機能だ。付属のカメラで写真を撮ることで、そこに写っている文章を解読し翻訳してくれる。例えば旅先でレストランのメニューや看板などを撮影すれば、即座に翻訳してくれるというわけだ。

データ通信料永久無料のSIMカードを内蔵しており、追加費用はかからない点が特徴だ。

ポータブル翻訳機は、ブランドや製品によって特徴は変わってくるが、基本的に使い方は同様。音声入力により即座に翻訳し、テキストや音声で翻訳結果を示してくれる。このようなポータブル翻訳機は、旅や通訳が必要な特別なシーンだけでなく、普段の業務にも使える可能性があるのをご存知だろうか。

実際、ビジネスや業務に利用している会社や専門家の体験談を紹介しよう。

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