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普段から気を付けて使っていても、iPhoneを落としてディスプレイが割れてしまったという経験がある人は多いのではないでしょうか。
また、長期間同じ端末を使用していると、バッテリーの最大容量が小さくなり、電池持ちが悪くなってしまうので、バッテリー交換を検討しているという人もいるはず。
本記事では、そんなiPhoneの修理やバッテリー交換について紹介していきます。
iPhoneの修理方法やかかる費用をチェック
早速、iPhoneの修理にかかる費用や修理方法を確認していきます。なお、価格は2024年6月時点のもので、アップルの公式サイトを参考にしています。
iPhoneの修理予約はどこから?
iPhoneの修理は、基本的にアップルへ配送する、もしくはアップル正規サービスプロバイダに持ち込む、Appleサポートに電話やチャットで相談の3択になります。
配送を申し込む場合は、アップル公式サイトからオンラインで申し込むか、電話にて予約ができます。
アップル正規プロバイダに持ち込む場合は、店舗ごとの対応になりますが、多くの場合は予約が必要になるので、Webや電話で事前に確認しておきましょう。正規プロバイダは、Apple Storeのほか、ビックカメラやカメラのキタムラといった家電量販店が主です。
【参照】iPhone の修理サービス
修理代金を安く抑えるなら「AppleCare+」加入がおすすめ
iPhoneを含むほとんどのアップル製品には、製品購入後1年間のハードウエア製品限定保証と、90日間の無償テクニカルサポートがついています。つまり、購入から1年以内の自然故障については、無償で修理や交換ができる可能性があります。
より長期間かつ手厚い保証が欲しい場合は、有料の「AppleCare+」に加入するのがおすすめ。「AppleCare+」と「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」の2種類があり、サービス内容に違いがあるので、任意のものに加入しましょう。
どちらのAppleCare+プランでも、iPhoneのハードウエア修理、交換サービスが利用可能。AppleCare+の場合は過失や事故による損傷の修理も、利用回数制限がありません(AppleCare+ 盗難・紛失プランの場合は1年間に2回まで)。
AppleCare+の月額(2年払いも可)料金は、登録するiPhoneのモデルによって異なります。
【参照】AppleCare製品
iPhoneの修理代金はいくら? 画面のひび割れで見積額をチェック!
肝心の修理代金ですが、使用しているiPhoneのモデルや、修理内容によって異なります。また、AppleCare+の有無でも修理代金は変わります。
例えば、iPhone 15で画面のひび割れ(前面のみ)を修理する場合、通常の見積額は4万2800円。AppleCare+に加入している場合は3700円になります。iPhone SE(第3世代)のひび割れ(前面のみ)の場合は、通常の見積額が1万9400円、AppleCare+加入者は3700円です。
自分が使っているiPhoneの見積額は、下記サイトから確認できます。修理依頼をする前に、見積額をチェックしておくとよいでしょう。
【参照】iPhone の修理サービス
また、Apple正規サービスプロバイダでの修理料金も、基本的には配送での修理と同額になります。下記は、ビックカメラのiPhone修理料金です。
ドコモ、au、ソフトバンクの店舗でも即日修理が可能
ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアからiPhoneを購入し、それぞれの保証サービスに加入している場合は、対応している店舗で、本体交換やディスプレイ修理、バッテリー交換といった内容の最短即日の修理サービスが受けられます。
対応店舗数はそこまで多くありませんが、足が運べる距離であれば、おすすめのサービスとなっています。
【参照】ソフトバンク iPhone/iPad 店頭修理サービス
楽天モバイルの場合は、修理対応しているショップがないので、通常通り、配送サービスを利用するか、Apple正規サービスプロバイダへと端末を持ち込むことになります。
【参照】楽天モバイル 故障紛失保証 with AppleCare Services(修理のご利用方法)
バッテリー交換は保証対象外?
iPhoneの電池持ちが悪くなってきたと感じる場合は、バッテリー最大容量を確認し、電池の交換をするのも1つの手段です。バッテリー交換は基本的に有償で、通常使用によるバッテリーの劣化は、製品保証の対象外となります。
ただし、AppleCare+に加入しており、バッテリー蓄電容量が本来の80%未満まで低下している場合は、無償でバッテリーの交換ができます。
【参照】iPhone の修理サービス
修理業者に依頼した場合は保証対象外となるケースも
iPhoneの修理は、配送やApple正規プロバイダではなく、街中にあるスマホの修理業者を利用するのも1つの手段。即日対応している店舗も多く、安価に修理できるケースもあります。
ただし、正規プロバイダではない修理業者を利用した場合は、本体が保証の対象外となることもあるので、利用する際には、事前に確認をしておきましょう。
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※データは2024年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦