スキマ時間を利用して、サクッと稼ぎたい……そんなニーズを満たす「スポットワーク」が今、副業の普及を背景に注目を集めている。
では、スキマ時間を活用して、住んでいる街や近隣エリアで働くことについて前向きな人はどれくらいいるのだろうか?
地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を運営するPIAZZAはこのほど、スキマ時間に短時間だけ働くスポットワークのニーズの高まりを受けて、同アプリのユーザー男女520名を対象に「地域で働くことアンケート」調査を実施し、その結果を発表した。
住んでいる街や近隣エリアで働くことに興味がある人は90.8%、共働き世帯では91.3%
地域コミュニティアプリ「ピアッザ」のユーザー520名に、自身の住んでいる街や近隣エリアなど地域で働くことに興味があるかを尋ねた。その結果、「興味がある」と回答した人は90.8%(ある:64.4%、どちらかといえばある:27.8%の合計)となった。
また世帯別でみると、専業主婦(主夫)世帯や単身世帯よりも、共働き世帯の方が地域で働く意欲が特に高い結果となり(91.3%)、副業として地域で働くことへの興味関心が高まっていることがうかがえる。
地域で働く際に「自宅からの移動距離」を重視する人は9割
地域でスキマ時間に働く際に重視することを尋ねたところ、約9割の人が「自宅からの移動距離」を重視していることが判明した(86.9%)。以下「希望の日程、時間帯(83.1%)」が続いており、仕事内容よりも生活との両立がしやすいかどうかが重要であることがうかがえる。
また、自宅から職場までの移動距離について聞いたところ、許容可能な通勤距離は「自転車で20分以内」が最多で4割という結果となった(40.0%)。これは、職場までの距離がおよそ半径5キロ圏内を指しており、「徒歩で10分以内(20.6%)」と合わせて6割の人が、スポットワークとして働く場合は、身近な生活圏内で仕事探しをしていると考えられる。