知っているようで知らない言葉「毅然とした」の意味と言葉の使い方

毅然とした態度を取るメリット

毅然とした態度を取ることは、ビジネスでもプライベートでも多くのメリットがあります。

 ■ 周りから信頼される

たとえば仕事で毅然とした態度をとることで、相手に見下されず対等にいられるなど、堂々とした姿が求められる場面があります。

また、毅然とした態度を取れる人は堂々とした振る舞いから、いざという時に頼りになりそうな信頼感があることもメリットと言えるでしょう。

気をつけたいのは周りを蔑ろにしてまで、自分の意見を貫こうとする行動です。自分が正しいと思う方向にただ突き進むだけでは、一匹狼になってしまいます。

周りが納得する意見を毅然とした態度で伝えて、実際に行動して見せることこそが信頼獲得につながるのです。

■自信がつく

 毅然とした態度でいると、自然と自分に自信がつくようになります。少しでも迷いがあると、どうしても何かトラブルが起きた時に周りに流されそうになってしまいます。

 しかし、何があっても物事に動じないという強い意志があることで、自信を持って行動し、発言できるようになるのです。すると物事の主導権を握りやすくなり、さまざまなビジネスシーンで自分が望む形で有利に進めていけることも大きなメリットと言えます。

「毅然とした」は意志が強い態度を意味する表現

「毅然とした」という表現は、意志が強くそこから動くことがないような様を意味する言葉です。

 周りに何を言われても揺らがずに、堂々としている様子は自信に満ち溢れていて、信頼されるきっかけになります。

 特にビジネスシーンでは取引先から見下されず、信用してもらうため、動揺しないで常に毅然とした態度を求められる場面があります。決して仕事ができる人に対する表現ではないため、意味を正しく理解して使いましょう。

文／shiro