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夫婦で同じベットはNG!?良質な睡眠に必要なのは〝自律神経にやさしい寝室〟だった

2024.07.09

 そして、照明の度合いや自分だけの睡眠スペースの確保も大切だ。

「就寝時は部屋に光を入れないように注意を。豆電球程度の照明でも、睡眠の質は下がります。また、入眠前は白色の照明よりも夕焼け色の照明のほうが、快適な睡眠を誘う脳内ホルモン、メラトニンが分泌されやすく入眠がスムーズです。就寝前の寝室の明かりにも気を配りたいですね。ご夫婦の場合は、部屋は同じでもいいですが、布団は分けたほうがいいです。どんなに仲の良い間柄でも物理的距離が近いとストレスを感じるので、自分だけの空間を確保しましょう。また、ひとつの布団で一緒に寝ると互いの体温を移しあい、自分の熱を発散できず、睡眠の質が下がってしまいます」

 睡眠の質は自分で判断しづらいが、ひとつの基準となるのが「いびき」だ。

「いびきは睡眠中の筋肉がゆるんで舌で気道が狭まる結果、起こる現象です。気道が狭いと自律神経は横隔膜を平常時より動かして肺に空気を送り、心拍や血圧を高めて脳への酸素供給を維持します。結果、自律神経がフル回転することになり、運動しているのと変わらない負荷がかかるので、寝ても疲れが取れなくなります。いびきをかいている人は、病院に行って、CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)などを試してみてください」

典型的な夜の眠り睡眠において最も大切なのが、自律神経の修復が行なわれる就寝後の3時間。この時間の眠りの質をいかに上げるかが、疲労回復のカギ。

夫婦同じベッドはNG!

いびきは絶対危険信号!すぐに改善を試みる

いびきは運動時と同程度の負担に……!

いびきは気道が狭まるため、眠っているのに自律神経に運動と同程度の負担をかけてしまう。疲労回復どころか疲労蓄積の一端となるため、睡眠環境の改善を試みよう。

6時間中2時間以上のいびきは危険

就寝中、6時間中2時間以上いびきをかく人は、危険な状態。「最近は、スマホアプリでも睡眠の記録が見られます。もし、2時間以上いびきが続く場合は病院へ」

横向き枕や抱き枕で睡眠の質を向上させる!

呼吸を楽にするのが抱き枕や横向き枕。枕を抱えて横を向く体勢は呼吸が最も安定する。「横向きに寝ると約8割の人のいびきが改善したとの報告もあります」

横向き枕や抱き枕で睡眠の質を向上させる!

取材・文/藤村はるな イラスト/タイマ タカシ

 

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