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夫婦で同じベットはNG!?良質な睡眠に必要なのは〝自律神経にやさしい寝室〟だった

2024.07.09

ここから疲労解消のための対策を紹介していく。何より重要なのは「睡眠」だ。時間を確保して眠るのはもちろん、睡眠環境に配慮して質の高い眠りを手に入れよう。

梶本修身さん医師・医学博士
東京疲労・睡眠クリニック院長
梶本修身さん

良質な睡眠の確保が疲労回復の唯一の対策

 脳の疲労を取り除く最大の対策。それは、「質の良い睡眠を取ること」だと前出の梶本先生は語る。

「私が携わった産学官プロジェクトで、『起こってしまった疲労を回復させるには、質の良い睡眠を取る以外にはない』という医学的事実を解き明かしました」

 なぜ、睡眠が疲労に作用するのか。

「活動時よりもストレスが少ない睡眠中

は、傷ついた自律神経を修復する大切な時間です。特に重要なのが、寝入ってから最初の3時間。なかでもノンレム睡眠中に、自律神経など脳の細胞の修復作業が行なわれます。もちろん6時間程度の睡眠は必要ですが、最初の3時間の睡眠の質が上がれば、脳の疲労はかなり残りづらくなります」

 ちなみに、〝午後10時から午前2時が睡眠のゴールデンタイム〟と聞くが、就寝時間にこだわる必要はないという。むしろ配慮すべきは、〝自律神経にやさしい睡眠環境〟だ。

「まず、欠かせないのが室温管理です。ポイントは脳を冷やす環境を整えること。自律神経は気温に応じて体温を調節するので不快な温度の中で眠ると余計な負担がかかります。春や秋はともかく真夏や真冬は、エアコンをつけて寝るほうが、自律神経も安定し、疲労も回復します」

 なお、室温は、22~24℃を保つのが理想的だという。

「『エアコンをかけて寝るのは不経済だ』と思われるかもしれませんが、25℃以上の環境で寝ると、明らかに脳の疲労回復を阻害します。変にケチってエアコンをつけないと、健康を損なうと心してください。また、日本人の平均的体格ではこの温度では寒いと感じることが多いので、夏でも長袖長ズボンのパジャマを着たり、通年使える布団をかけたりして寝るようにしましょう」

質の良い睡眠

 サウナに行く時は、疲労回復目的ではなく、あくまで娯楽にとどめておいたほうがよさそうだ。

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