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「仕事をしない人」に多くみられる特徴と対処法

2024.09.17

職場にできるだけ仕事を引き受けず、サボろうとする人がいると士気が下がるもの。どのような職場にも1人はいるものだとしても、自分はしっかり働いているのにと思うほどイライラする存在です。

このような仕事をしない人の心理、そして当てはまる特徴をご説明します。仕事をしない人への対処法もご説明するため、対応に困っている人は参考にしてください。 

仕事をしない人ってどんな人?

 仕事をしない人とは文字通り、他の社員が一生懸命働いている中で、最低限の業務しか引き受けなかったり、面倒な業務からは逃げたりする人です。実は仕事をしない人は、どのような職場にも必ずいると言われています。

仕事をしない人=出来ない人ではない

仕事をしない人は仕事が出来ないからではありません。これは「働きアリの法則」と呼ばれ、2割が一生懸命働き、6割が普通に働き、残りの2割が働かない理論です。つまり、仕事をしない人がやけに目につくだけで、集団である以上仕事をしない人は生まれがちと言えます。

仕事をしない人の心理

仕事をしない人に多い心理が、他に働く人がいるから自分はやらなくて良いという思考です。

つまり、仕事ができないのではなく、実は有能というパターンもあるのです。また同じ給料なら仕事は少ない方が楽という思考が強い人も、心理的に仕事をする機会を減らして、楽を求めやすいのです。 

仕事をしない人に当てはまる特徴

仕事をしない人に当てはまる、性格面や行動面の特徴を知る事で理解する第一歩となります。

仕事をしない人の影響で自分の業務が増えている人ほど、その人に見られやすい特徴を知り、対処していきましょう。

責任をとろうとしない

仕事をしない人は、引き受ける事で発生する責任から逃れたいのです。自分で考えて動く時点で責任が発生し、ストレスになってしまう傾向があります。

人から頼まれた最低限の仕事以外は逃げて、余計な負担を減らそうとするのです。

協調性に欠けている

仕事をしない人はそもそも周りと一緒に、協力し合って働こうとする意欲がありません。周りが一生懸命働いていたら、自分もサポートしようという気持ちが薄いのです。

自分本位だからこそ、気が向いた時やどうしてもやらなければならない業務のみ、取り組んでいるのです。

会社に貢献しようとする意欲がない

会社に貢献しようとする意欲がなく、自分が頑張って働かずとも最低限給料をもらえれば良いという意識が強いタイプも、働こうとしません。

会社を今よりも良くしよう、貢献しようという意欲がなく、今より条件が良いところがあれば転職したいとも考えているのです。

向上心がない

ビジネスマンとしてのスキルアップを目指したり、業績を上げて周りから評価されたりといった、向上心がない人は仕事をしない傾向があります。

また、頑張ったところで対して現状は変わらないと、諦めた心理になっている人も少なくありません。

仕事ができないと自信をなくしている

過去のミスや他人からの否定によって、自分は仕事ができないと自信をなくしている人は、積極的に働こうとしません。

失敗を恐れて、完全に指示待ち人間になっているのです。また会社から期待されていない思いが強く、仕事自体にも不満があるタイプもいます。

仕事ができない人がいるとどうなるの?

仕事ができない人がいると、多方面に影響が出てしまいます。多少の能力差はあるものの、会社に所属している以上、きちんと働いてほしいと思う気持ちは自然なもの。

働こうとしない人が周りにいる時に、起こりやすい周囲の変化は次の通りです。

ほかの社員のやる気がなくなる

働こうとしない人が近くにいると、真面目に働く事がムダだと判断し、同じく働かなくなる社員が増えてしまいます。

モチベーションが下がり、ますます業務全体の効率が下がる原因になります。

働かない人の分の業務のしわ寄せがやってくる

働かない人の分は誰かが業務をこなしている状況です。本来は自分の範囲を越えた仕事を代わりにやる事に、ストレスや苛立ちを感じる事でしょう。

しわ寄せの影響で、優秀な社員が転職してしまう可能性もあります。

チームワークが乱れる

仕事へのやる気がない人がいると、やがてチームワークも険悪になります。周りが働く意欲を失うだけでなく、イライラが募って社員同士での争い、陰湿ないじめに発展しかねません。 

仕事をしない人への対処方法

仕事をしない人を放置しても、現状は変わりません。自分や周りが苦しんでいるのなら、状況を変えるために今できる行動をとっていきましょう。 

まずは上司に相談する

 仕事をしない人に直接注意しても影響力はほとんどありません。まずは上司に相談しましょう。決して感情的にならずに、事実をきちんと報告する事が大切です。

仕事を肩代わりしないで自分の業務に集中する

仕事をしない人の分の業務はやらず、自分の業務にのみ集中しましょう。肩代わりしていては、それでも業務が回っているとみなされてしまいます。

相手の仕事まで引き受けているストレスもなくなるため、作業効率アップにつながります。

別の仕事を頼んでみる

これまでとは違う業務を頼んだら、仕事をしない人が自信を持って取り組めるようになる例もあります。

人には向き不向きがあり、ずっと同じ業務では飽きもあります。実は単調作業が苦手で、プレゼンなど人前に立つ方が持ち前のスキルを活かせるなど、その人に合った業務が見つかれば一気に状況が改善する可能性もあるのです。

仕事をしない人は自分の事ばかり考えている

仕事をしない人はやる気や自信がなく、周りを助けようとする意識が薄いです。しかし、会社に所属している以上、周りとの協力はある程度必要であり、働かない人が目立つほどチームワークも悪化します。

まずは上司に相談し、そのうえでストレスを溜めないよう自分の仕事に集中しましょう。

文/shiro

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