Excelの強制終了を繰り返すことを防ぐには?
強制終了はリスクがある行為なのは事実である。1度や2度ならともかく、何度も強制終了を繰り返すのは避けたい。そこで、強制終了を繰り返さないために、そもそもExcelが固まることを防ぐポイントを解説する。
ポイントは次の3つだ。
- 他のアプリケーションを閉じる
- セキュリティソフトの設定を見直す
- データを分割させる
1つ1つのポイントについて詳しく解説する。
■1.他のアプリケーションを閉じる
アプリが同時に稼働すると、それだけパソコンの負担は増えてしまう。Excelを使う際は、使っていない他のアプリは閉じるようにしよう。
特に動画編集アプリやゲームアプリ(ブラウザで開いているものも含む)は、パソコンのメモリを多く消費するので、使っていないときは閉じるのが良い。
■2.セキュリティソフトの設定を見直す
セキュリティソフトが原因でパソコンの負担が増えている場合がある。セキュリティソフトはウイルスの検知を行なうソフトだが、ソフトによっては処理が重い場合がある。パソコンが重いと感じる場合は、セキュリティソフトを変更すれば解決するかもしれない。
また、セキュリティソフトは2つ同時には稼働させないようにしよう。2つ稼働させると、ソフト同士で処理を邪魔しあってしまい、処理が重くなる場合がある。
■3.データを分割させる
Excelのデータ量が多いと、それだけ多くのメモリを消費してしまう。他のアプリを開いていなくても、Excelでたくさんのデータを扱うと、フリーズする場合もある。
1つのファイルにたくさんの情報が書かれているなら、情報の一部を他のファイルに移動できないか検討してみよう。
まとめ
本記事ではExcelが固まってしまったときの最後の砦として強制終了させる方法について解説した。最後に、Excelの強制終了手順についておさらいしよう。
- タスクバーから行なう
- タスクバーに表示されるExcelアプリを右クリックする
- 「終了」などをクリックする
- タスクマネージャーを使う
- ショートカットキーを使う(Windows:Ctrl+Alt+Delete、Mac:Command+Option+Escape)
- Excelアプリを選択する
- 強制終了させたいアプリを選択する
- 「強制終了」をクリックする。
パソコンがフリーズしたら、強制終了させることで解決する場合もある。ただし、強制終了にはリスクもあることを知ったうえで対処しよう。
構成/編集部