IF関数を使って特定の文字列を含むかを判別する
このパターンは、セルに特定の文字列が部分一致で含まれていることを判別するものである。COUNTIF関数を使用する。
■基本構文
IF関数にすると基本構文は下記のようになる。
=IF(COUNTIF(判別対象,”*条件値*”),真の場合,偽の場合)
具体的な式にすると下記の通りだ。
=IF(COUNTIF(A1,”*文字列*”),”〇”,””)
「カレー」という文字列を含むかどうかを判別するには
=IF(COUNTIF(A1,”*カレー*”),”〇”,””) となる。
これは、「A1のセルにカレーという文字列を含むときは〇、それ以外は×の判別をする」という意味の式になる。
■手順
①結果を表示したいセルにIF関数を入力
②コピーして他のセルには貼り付け
まとめ
エクセルで「文字があれば」という条件でデータを抽出するケースとして「空白でなければ」「文字列が入っていれば」「特定の文字列が入っていれば」「特定の文字列が含まれていれば」の4つのパターンで抽出する手法を紹介した。
それぞれのパターンに適した関数を使用することで、効率的にデータを抽出が可能になり、作業の効率を大幅に向上できる。
IF関数やCOUNTIF関数は、初心者でも比較的簡単に習得できる機能であり、日常の業務効率化に大いに役立つ。この機会にぜひマスターしてほしい。
構成/編集部