サービスを受ける側と与える側、お金を払う側と受け取る側という、絶対に反撃を食らわない安全圏にいるのをいいことに企業へ理不尽なクレームをする、カスタマーハラスメント、通称「カスハラ」が社会問題化している。
こうした状況を、消費者・生活者はどのように受け止めているのか?
KiteRaはこのほど、カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)について全国20代以上の男女601名を対象にアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
カスハラが発生している場面を目撃したことがあると回答した人が34.1%
「『カスハラ』とは顧客が企業に対して理不尽なクレーム・言動をすることを指しますが、カスハラが発生している場面を目撃したことはありますか」との質問に対し、「はい」と回答した人が34.1%。約3人に1人がカスハラに遭遇したことがあることが判明した。
カスハラが発生する場所で最多はスーパーや百貨店などの小売店で59.5%、次いで飲食店32.2%、鉄道やバスなどの公共交通インフラは22.0%
「カスハラが発生している場面を目撃したことがありますか」との質問に「はい」と回答した人に対し、「どの場面で遭遇したことがありますか」と質問をしたところ、スーパーや百貨店などの「小売店」が最多で59.5%、次いで「飲食店」が32.2%、鉄道やバスなどの「公共交通インフラ」が22.0%だった。
カスハラを目撃した際に不快な気持ちになったと回答した人は92.2%
「カスハラが発生している場面を目撃したことがありますか」との質問に「はい」と回答した人に対し、「カスハラが発生している場面を目撃した際、不快な気持ちになりましたか」と質問をしたところ、「はい」と回答した人が92.2%で、「いいえ」が6.3%、「どちらでもない」が1.5%だった。