日本各地にある様々な観光地。では、関東エリアの居住者なら関東の観光地、東海エリアの居住者なら東海の観光地…と言った具合に、各地域に暮らす人から「もう一度行きたい」と思われている居住エリア内の人気スポットはいったいどこか?
リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、東北から九州に居住する約6,200人を対象に観光地に関するアンケートを実施し、その結果から作成した各地域の「『じゃらん』人気観光地満足度ランキング2024」と「今後行ってみたい観光地ランキング2024」を発表した。
『じゃらん』人気観光地満足度ランキング2024【東北】
2024年は上位の観光地ががらりと入れ替わり、各県を代表する知名度の高い観光地「鳴子」や「田沢湖・角館」、「作並」や「安比高原」などが順位を大きく上げる結果となった。いずれもコロナ禍の間に新規出店やコンテンツの拡充など、さらに魅力を増やしているエリアだ。
人流を気にせず動きはじめた今、王道観光地で新たな魅力を再発見したことが多くの支持を集めたとみている。中でも今回1位を獲得した「鳴子」は、湯ヂカラ自慢の温泉地だ。
湯巡りはもちろん、近年はカフェなどのニューオープンも続き、街歩きの楽しみが増えたことが満足度の高さにつながったのではないだろうか。
『じゃらん』人気観光地満足度ランキング2024【関東】
2023年と比べて、街歩きが楽しい「熱海」や「湘南・鎌倉」、公共交通機関でアクセスしやすい「下田・白浜」や「長野・飯綱・戸隠」が急上昇した。
近場の王道観光地に再び人の流れが戻り、グループ旅行が増えた影響で電車やバス利用などでアクセスしやすい観光地が上位に戻ってきたことが、2024年の特徴と言える。また、数年ぶりにお祭りや花火大会が各地で再開されたことも影響し、旅行者の選択肢が広がったことを感じさせる結果となった。