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1円パチンコに新紙幣…パチンコホール経営を苦しめる不安材料

2024.06.28

2023年11月にパチンコホール「GAIA」を運営していたガイアが民事再生手続き開始の決定を受けました。ピーク時は6000億円近い売上高があった大手の一角。その倒産劇は、パチンコホールが苦境に陥っていることを示唆するに十分なものでした。

パチンコ業界が衰退した要因はどこにあるのでしょうか?

一時赤字のパチンコホールは半数以上に

帝国データバンクによると、2022年のパチンコホール経営の法人数は1508社。コロナ前の2019年の2000社より492社少なく、3年間で25%減少しました(「パチンコホール経営法人の実態調査」)。2022年の赤字パチンコホール経営の法人割合は52.6%。2019年は25.0%でした。コロナ禍で赤字の会社が半数以上に及んでしまったのです。

コロナ期間中の営業制限や外出制限によって、パチンコホールの経営が圧迫されたことは間違いないでしょう。しかし、2023年はコロナが収束して人々は日常を取り戻しました。収益性が回復して金融機関から借入ができれば、経営は継続できるはず。それでも、ガイアのような大手が倒産してしまったのはなぜでしょうか。

パチンコ産業はすでに斜陽化しており、ホールの収益性は低下していました。その要因として、以下の3つが挙げられます。

1.     規制強化による遊技人口の減少

2.     1円パチンコ・5円パチスロの普及によるパチンコホールの粗利の縮小

3.     過大な設備投資が必要という業界特性でキャッシュが枯渇

1と2の要因によって中長期的に経営は圧迫されており、コロナ禍を経て設備投資に回せるだけの十分な資金を準備することができず、倒産へと至るケースが多いものと考えられます。

90年代最後に花開いたCR機ブーム

パチンコの市場規模は最盛期が30兆円。現在は14兆円ほどまで縮小しました。

これは遊技人口が大きく影響しています。1998年のパチンコの遊技人口は2739万人。2019年は911万人まで減少しました。

※シーズ「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2020」

パチンコの遊技人口の推移を見ると、2000年を境に急速に減少していることがわかります。このタイミングで行われたのが、規制強化でした。

1990年代はカード型のパチンコCR機の黎明期で、「CR花満開」と「CR大工の源さん」という2つのパチンコ機が大ヒット。CR機の普及に一役買いました。大当たりが出やすくなる確率変動に突入すると、大当たりが2回。そこから再び確率変動に入れば更に2回という「2回ループ」が特徴でした。

ここでCR機は栄華を極めます。

しかし、1999年に規制が強化され、「2回ループ」が撤廃されてしまいました。確率変動継続回数にも上限が設けられたため、勝率が劇的に下がってしまったのです。

その後、パチンコは急速に勢いを失いました。遊技人口の減少がそれを物語っています。

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