小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

サービス職に従事する3000人に聞いたカスハラの加害者、3位40代男性、2位50代男性、1位は?

2024.06.26

近年、顧客による理不尽な要求や威圧的な言動が深刻化し、カスハラの問題が社会的な注目を集めている。厚生労働省や東京都が新たな制度づくりを検討するなか、企業や自治体も独自のカスハラ対策を強化、模索している。

そこでパーソル総合研究所は、過去3年以内にカスタマーハラスメント(カスハラ)を受けた被害経験者3,000人を対象とした「カスタマーハラスメントに関する定量調査」の結果を発表したので、概要を紹介しよう。

サービス職の35.5%がカスハラを受けた経験あり、被害内容は「暴言や脅迫的な発言」が最も多い

顧客折衝があるサービス職の35.5%が過去に顧客からのカスハラ・嫌がらせを受けた経験がある。また、20.8%が3年以内に被害経験があると回答した。

被害経験者の32.6%が、ここ3年でカスハラ経験が「増加」。(「減った」は13.8%。「わからない」6.9%)

3年以内のカスハラ経験率が最も高い職種は「福祉系専門職員(介護士・ヘルパーなど)(34.5%)」。2位以降は「顧客サービス・サポート(30.7%)」、「受付・秘書(30.0%)」、「医療系専門職員(医師・看護師など)(28.9%)」と続く。

また、職種別にカスハラ経験率と離職率をマップ化すると、福祉職(介護士・ヘルパーなど)、宿泊サービス、受付・秘書は経験率と離職率がともに高い。

性年代別では、男女ともに「若年層」のカスハラ経験率が高くなっている。雇用形態別では、「自営業」のカスハラ経験率が高く、27.6%という結果に。

3年以内に、顧客から口コミサイトやSNSで嫌がらせの投稿をされた経験は34.2%。「投稿5回以上」の被害経験も13.5%であった。

カスハラが起こった場面では、「普段就業している場所(68.1%)」が最も多い。被害内容は「暴言や脅迫的な発言(60.5%)」が最も多く、「威嚇的・乱暴な態度(57.7%) 」、「何度も電話やメールを繰り返す(17.2%)」と続く。

カスハラ加害者の属性で割合が高いのは「初対面の客」で46.3%、次に「常連客」で41.0%と続く。性別・年代層をみると、「女性」よりも「男性」が多く、年代では「高齢層」になるほど多くなっていた。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年10月16日(水) 発売

DIME最新号は「感性を磨くホテル50」、オフィスで映えるスニーカー特集も!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。