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5分でわかるアップル「WWDC24」の重要ポイントまとめ!AI機能Apple Intelligence、最新iOS 18、ヘルスケア機能などをチェック!

2024.01.15

iPadOS 18はApple Pencilを使った手書き機能が大幅強化

iPadOS 18でも、iOS 18と同様に、ホーム画面のカスタマイズ機能追加や、写真アプリのデザイン刷新が行われます。対応機種は、iPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)、iPad Air(M2)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第7世代以降)、iPad mini(第5世代以降)です。

iPadならではの機能として、画面上部に「フローティングタブバー」が追加され、複数のアプリを切り替える動作が簡潔になります。Apple TVの視聴中などには、タブバーを左に移動し、情報を細かくチェックできます。

「SharePlay」で利用できる画面共有機能では、共有中に自分の画面に直接描画することで、相手の画面に反映させられるのに加え、許可を得ると相手のiPhoneやiPadの画面を遠隔で操作する機能が搭載されます。

そして、iPadにもついに計算機アプリが実装されます。iPhoneにある計算機アプリをベースにしながら、大画面を活かせるように、履歴や単位変換といった機能が利用できます。

また、Apple Pencilを使えば、計算式を手書きし、イコールを書くだけで、自動的に解答が表示されます。

単純な計算だけでなく、物理学の問題など、変数を使った数式にも対応。変数を書き換えれば、すぐに解答にも反映され、計算式からグラフを作成することもできます。また、これらの手書きの計算機能は、メモアプリでも利用できます。

メモアプリでは、手書き入力機能を強化する「スマートスクリプト」が追加。これまでも、手書きのメモをテキストに変換して整える機能はありましたが、iPadOS 18からは、書いているそばから文字がきれいに整えられていきます。

また、自分の手書きの文字を模したテキストの自動入力やスペルミスのチェックも可能。Apple Pencilのボタンを押しながら手書きメモを移動させれば、スペースを空けることもできます。

MacシリーズはiPhoneの画面を投影できるように進化!

macOSの最新バージョン「macOS Sequoia」は、2019年以降のiMac、2022年以降のMac Studio、2018年以降のMac mini、2019年以降のMac Pro、2017年以降のiMac Pro、2020年以降のMacBook Air、2018年以降のMacBook Proで利用可能できます。

注目機能は、Macの画面上にiPhoneの画面を表示する「iPhoneミラーリング」。投影したiPhoneのディスプレイは、Macのトラックパッドやキーボードを使って操作でき、iPhoneの音声もMacから再生できます。

iPhoneに届く通知もMac上に表示可能で、iPhoneはロック状態のまま、iPhone上のすべてのアプリにアクセスできます。Macアプリ、iPhoneアプリの両方をMac上で起動し、ファイルをシームレスに共有できます。

macOS Sequoiaではそのほか、ウィンドウを自動的に整理して配置する機能や、ビデオ会議中の発表者プレビュー機能などが追加されます。

Safariアプリも進化しており、閲覧中のWebページで、必要な情報を目立たせて表示する「ハイライト」機能、不要な情報を取り除いて要約する「リーダー」機能、Webページ内の動画を検出して別Windowsで再生する「ビューア」機能などが追加されます。

watchOSはアクティビティ、ヘルスケア機能に新機能を追加

Apple Watchシリーズに搭載されるソフトウエアは、「watchOS 11」へとアップデート。iOS 18を搭載したiPhone XS以降とペアリングされた、Apple Watch 6以降のモデルに提供予定になります。

アクティビティ機能には、心拍数やペース、高度などの熱量測定データと、年齢や体重といった個人データをもとに、ワークアウトが時間の経過とともに体にどう影響するのかを計測する機能が搭載されます。

ワークアウトの終了後には、10段階でトレーニングのきつさを自己採点することで、より正確に体への負荷が計算できるようになります。負荷が日々のトレーニングの平均値を上回っている場合は、疲労による怪我のリスクなどをアナウンスしてくれます。

健康管理機能としては、睡眠時の心拍数や呼吸数、手首皮膚温などを簡単に確認できる「バイタル」アプリが登場。過去の計測から標準値も算出されるため、標準値から離れた場合は、強調や通知で知らせてくれます。

デジタルクラウンを回してすぐにアクセスできる「スマートスタック」には、新たに降水や翻訳といった機能が、必要に応じて自動追加されます。翻訳アプリでは、音声入力を用いることで、Apple Watch単体で翻訳内容を見聞きできます。また、スマートスタックには、ライブアクティビティも追加されます。

ついに「Apple Vision Pro」が日本でも発売

2024年2月にアメリカで発売され話題となった、ゴーグル型デバイスの「Apple Vision Pro」が、ついに日本でも発売されます。予約注文は6月14日午前10時から、発売は6月28日で、59万9800円~となります。

Apple Vision Proに搭載されるOSとして、「visionOS 2」へのアップデートが発表。写真アプリで、保存されている2D写真を、3D画像に変換する機能や、SharePlayを使った共有機能が追加されています。

Apple Vision Proは、目線やジェスチャー、指のタップを使って操作するデバイスとなっており、ジェスチャー操作によるアプリ一覧や時刻、バッテリー残量、コントロールセンターの表示も新たに登場します。

また、MacBookの拡張ディスプレイ機能では、新たにワイド表示、ウルトラワイド表示にも対応し、4Kディスプレイを2枚並べたような、大画面で高解像度な映像が使えるようになります。

iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxユーザーは、Apple Vision Pro用の空間コンテンツを撮影可能。また、キヤノンのデジタルカメラ「EOS R7」でも、同様の空間コンテンツが撮影できます。

取材・文/佐藤文彦

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