iPhoneはホーム画面のカスタマイズ力が大幅に向上!
iPhoneのソフトウエアとして、「iOS 18」が登場。対応機種はiOS 17と変わらず、iPhone XS以降となります。
これまでホーム画面に配置するアプリやウィジェットは、置いた順に左上から並んでいましたが、自由な位置に配置できるようになります。
iPhoneをダークモードにすると、ホーム画面のアプリも、黒を基調とした、落ち着いた色合いへと変更されます。また、カスタマイズシートから、好みの色合いにアプリを変更することも可能。この場合、壁紙と相性のいい色合いが、自動的に提案されます。
コントロールセンターにもカスタマイズオプションが追加されています。従来通り、画面の右上から下にスワイプすると、コントロール一覧が表示されますが、さらに下にスワイプすることで、ジャンルごとのコントロールグループが表示できます。また、配置しているコントロールのサイズや配置も、自由に変更できます。
ロック画面下部にある、フラッシュライト、カメラのコントロールも、別のアプリへと変更できるようになります。
セキュリティ機能としては、設定したアプリを開く際に、生体認証やパスワードを求める機能が追加されるほか、特定のアプリを非表示フォルダへと追加し、別途ロックの解除をしないとアクセスできないように設定できます。
そのほか、アプリが連作先へとアクセスした場合、アプリが見られる連絡先を自分で決められるようになります。
メッセージアプリでは、指定した時間にメッセージの送信ができる「あとで送信」機能が新たに登場。iPhone 14以降の機種では、衛星通信を使ったメッセージの送信にも対応します。また、かねてより噂されていた通り、RCSメッセージへも対応します。
メールアプリでは、受信メールをオンデバイス上でカテゴリ分けする機能が年内に登場予定。届いたメールは、重要なメールのほか、レシートや注文確認を集めた「取引」、ニュースレターやSNS通知といった「アップデート」、マーケティング関連の「プロモーション」といったジャンルに分けられます。
写真アプリも大幅にアップデートされ、デザインを刷新。多くの写真からベストショットを探しやすくするため、画面上部に写真一覧、下部にテーマ別のライブラリが表示されます。年別や日別に表示をしたり、スクリーンショットを非表示にすることも可能です。
画面下部に表示されるスペースは「コレクション」と呼ばれ、時間や写っている人など、トピック別のジャンル分けが自動で行われ、不要と思われる写真は自動的に排除されます。
また、画面上部の写真一覧をスワイプすると、ベストショットがポスターのように表示される「カルーセル」が表示されます。