〝かわいさ〟と〝つよさ〟を追求したエントリーモデル「AQUOS wish4」
「AQUOS wish4」は、シンプルでかわいらしいデザインと筐体の頑丈さを追求したエントリーモデル。SIMフリーモデルは、3万円台前半での販売を予定しています。
従来通り、MIL規格に準拠した耐久性を有していますが、新たに耐コンクリート落下とハンドソープ対応防水し、丈夫の幅を広げています。
これまでコンパクトなデザインだったAQUOS wishですが、本モデルではディスプレイが6.6インチと大型化。加えてバッテリーも5000mAhとサイズアップしているため、より長期間の駆動に期待ができます。
カメラは50.1MPで、上位モデルの高画質化技術を活かした画質エンジンも搭載。新位相差AFを搭載することで、夜景でもピントを合わせやすくなっています。
多機能、高機能を突き詰める現代だからこそ目立つAQUOSの立ち位置
ハイエンドモデルながら機能を絞り込むことで、比較的安価に仕上げたAQUOS R9、3万円台前半ながら耐久性やカメラ機能などに注力したAQUOS wish4。いずれも〝安い〟と表現すればそれまでですが、ユーザーのニーズをキャッチし、手に取りやすさを演出しているのは好印象です。
特に近年は、カメラやAIなど、高性能を追求する代わりに、ハイエンドモデルは20万円前後、安価なモデルでも5万円前後のスマホが多くなっていますが、機能を持て余しているという人も多いはず。2モデル共に、必要十分な機能をしっかりと抑えている、ユーザーに寄り添った〝誠実な〟スマホに仕上がっています。
取材・文/佐藤文彦