日本航空(以下JAL)は、株式会社ルーフィ(以下ルーフィ)との協業による空陸一貫輸送サービス「ハコJET」を深化させ、特産品の鮮度を維持した輸送に特化した新配送サービスを2024年6月17日より開始する。
顧客の多様なニーズに沿った空陸一貫のシームレスなドアツードア輸送を強化
この新配送サービスは、大阪国際(伊丹)空港を拠点とするジェイエア(以下J-AIR)のエンブラエル型機材での運航便において、「J-AIR直鮮サービス」として提供される。
JALとルーフィは、物流業界の「2024年問題」により物理的な輸送力の不足が見込まれる中、各地の特産品について、空陸一貫輸送により、新鮮な状態で、多くの顧客に届ける取り組みを行なっている。
このJALが持つスピーディな輸送力と、ルーフィの3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)による徹底した品質管理輸送に、地域と地域を結ぶJ-AIRのきめ細やかな空輸ネットワークが加わることにより、顧客の多様なニーズに沿った空陸一貫のシームレスなドアツードア輸送を強化していく。
今回の発表に際してJALでは、「これからも両社の強みである高速・高鮮度輸送により、地域事業者とお客さまのつながりを創出し地域活性化に寄与するとともに、物流における社会課題の解決に向けて取り組んでまいります」とコメントしている。
■「J-AIR直鮮サービス」の配送イメージ
サービスの適用条件
下記項目をすべて満たし、地域事業・地域活性化に資する特産品であると事前承認されたもの
(1) 荷出し地点から到着地点まで当日輸送できるもの
(2) J-AIRのエンブラエル型機材での運航便に搭載するもの
→JAL予約サイトで「J-AIR運航」の表記がある便が対象
(3) 輸送日の5営業日前までに輸送日、便名、物量が確定しているもの
(4) 航空輸送制限品以外
■利用方法
1. J-AIRホームページに記載の専用フォームから発注申し込み
2. 株式会社ルーフィの「ハコJET」輸送手配
※サービスの受付は、6月17日より開始
関連情報
https://www.jair.co.jp/jairnow/contents/2024/j-airtyokusenservice/
構成/清水眞希