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「お忙しいところ恐縮ですが」は、メールや口頭で使われる、日本のビジネスシーンではお決まりのフレーズのひとつ。
相手に何かを依頼する際の前置きとして使われ、クッションの役割をしてくれます。
この便利な決まり文句「お忙しいところ恐縮ですが」は、英語ではどのように表すのでしょうか?
「お忙しいところ恐縮ですが」の意味は?
まず「お忙しいところ恐縮ですが」の意味を、噛み砕いて見直してみましょう。
「恐縮」とは、“有り難さや申し訳なく思うことにより身が縮むような気持ち”、という意味を持つ言葉です。
ビジネスの相手に何か依頼をしたり、催促したりする際に「お忙しいところ恐縮ですが」と、ひと言加えることで謙虚な姿勢や労いの気持ちなどを表現することができます。
「お忙しいところ恐縮ですが~」の英語フレーズ1.「I’m sorry to bother you」
「お忙しいところ恐縮ですが」は、英語で次のように表すことができます。()内は直訳です。
「I’m sorry to bother you when you’re busy.」
(お忙しい中、ご迷惑をおかけしてすみません)
botherは、「~に迷惑をかける、~の邪魔をする、~の手を煩わせる」という意味を持ちます。
botherは次のようにも使用することができます。
「I’m sorry to bother you, but may I ask you a question?」
(ご迷惑をおかけしてすみませんが、質問をしてもよろしいでしょうか?)
「お忙しいところ恐縮ですが~」の英語フレーズ2.「I know you’re busy, but~」
続いては、少しカジュアルな「お忙しいところ恐縮ですが」の英語フレーズです。
「I know you’re busy, but~」
(お忙しいのは分かっているのですが~)
上記は忙しいと分かっているけれどお願いがある、という時に使えます。比較的カジュアルなニュアンスです。
「I know you’re busy, but I’d be grateful if I could take a look at the attached document.」
(お忙しいのは分かっているのですが、添付された書類に目を通していただけると有難いです)
「お忙しいところ恐縮ですが~」の英語フレーズ3.「I hate to interrupt, but~」
「お忙しいところ恐縮ですが」は次のようにも表現できます。
「I hate to interrupt, but~」
(お邪魔をするのは嫌なのですが~)
interruptは、邪魔をする、さえぎるという意味を持ちます。
相手が作業中や仕事中の時に話しかける場合に使うことが多いです。“今やっていることを中断させてすみません”という意味を持ちます。
「I hate to interrupt, but I need to ask you something.」
(お邪魔をして申し訳ありませんが、質問することがあります)