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東京都知事選出馬の石丸伸二、「論理の力」で小池百合子へ挑む

2024.06.10

東京都知事選が2024年6月20日に公示され、7月7日に投開票が行なわれる。現職の小池百合子都知事が出馬すれば大本命だと評される中、話題を集めている候補者のひとりが、広島県安芸高田市の市長を4年間務めた石丸伸二さんだ。歯に衣着せぬ物言いなどがSNSなどでバズり、ネットを中心に注目を浴びている最中での都知事選出馬となった。現職かつ東京都民なら知らない人はいないであろう小池百合子さんに勝つ算段は果たしてあるのか、市長としての自身の振り返りとともに聞いた。

安芸高田市長の4年間は「120点」

石丸さんは安芸高田市の生まれ。京都大学経済学部を卒業後、三菱UFJ銀行に入行した。為替アナリストとしてニューヨークに駐在するなど、4年間の海外赴任を経て2020年7月に退職。同年8月、前市長の現金授受問題による辞職で揺れていた安芸高田市長選に当選した。

議会では議論を進めようとしない議員に対し「恥を知れ!」と発言するなど、忖度のない言動が注目を集め、その様子を発信している市のYouTubeチャンネルの登録者数は自治体の中で最も多い26万人となっている(2024年5月時点)。そして2024年5月、次期市長選への不出馬と東京都知事選への出馬を表明した。

自身の4年間を振り返り採点をするなら何点かという問いに対して、石丸さんは「いきなり答えづらい質問ですね(笑)」と苦笑しつつ、120点をつけた。

「ただ、これには前提条件がしっかりあります。でないと、ただの自惚れになってしまいますから。自分が市長に就任するときに思い描いていた目標に対する評価、という基準で考えました。自分が思っていた以上の仕事ができたと感じています」

石丸さんが就任時の目標として掲げていたのは、安芸高田市を「住みたいと思えるまち」にするというものだ。経常収支比率の改善や数億円まで減少していた財政調整基金を10億円程度まで詰み直すなど財政の健全化を図り、次世代への投資として給食無償化などへ予算を回している。また、銀行員時代の経験を活かし、前職で取り入れられていた360度評価を採用するなど、市職員のチームビルディングにも力を入れた。

「消滅可能性都市として崖から落ちそうになっていたところを、元のコースまでは引き戻せたかなと思います。職員たちにも30年後にここで働く人たちのために仕事をしてほしい、と伝えてきました。私がいなくなった後、誰が市長になっても上手くやっていける仕組みづくりはできたはず。

もちろん、もっとこうすれば良かったという部分はありますし、他の自治体はもっと凄いことをしているという意見もあると思います。ですが、それは条件や基準が違うじゃないですか。あくまでも自分が想定していた基準としては100点を超えた。それくらい上手くはまった4年間でした。あとは市民の皆様に評価していただけたらと思います」

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