東京証券取引所は、経済産業省と共同で女性活躍推進に優れた上場会社を令和5年度「なでしこ銘柄」として選定した。
「なでしこ銘柄」は、東証の上場企業の中から、女性が働き続けるための環境整備を含め、女性人材の活用を積極的に進めている企業を紹介するもの。12回目の選定となる今回は27社が選定された。
そこでSalesNowはこのほど、国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級のデータベース「SalesNow DB」より、「なでしこ銘柄」の平均年収ランキングTOP10を発表した。
「なでしこ銘柄」の平均年収ランキング、第1位は伊藤忠商事株式会社
第1位は伊藤忠商事株式会社。機械、金属、エネルギー、化学品、食料、金融など幅広い分野でグローバルに展開する大手総合商社だ。世界61ヶ国に約90の拠点を持っている。生活消費関連のブランドでの収益は業界トップクラスだ。
(会社情報:https://salesnow.jp/db/companies/7120001077358)
第2位は株式会社商船三井。三井グループの大手海運会社だ。鉄鋼原料や石炭などの各種専用船、原油タンカー、液化天然ガスを運ぶLNG船、自動車船、コンテナ船などをグローバルに展開している。ドライバルク船では世界最大規模の船隊を擁している。
(会社情報:https://salesnow.jp/db/companies/4010401082896)
第3位は日本郵船株式会社。三菱グループの中核企業の大手海運会社だ。世界最大規模の船隊による海上輸送に加え、トラックによる陸上輸送、貨物専用機による航空輸送を手掛け、海・陸・空をカバーする総合物流事業を展開している。
(会社情報:https://salesnow.jp/db/companies/7010001023785)
第4位は三井不動産株式会社。「三井新御三家」の1つである総合不動産デベロッパーだ。商業施設や住宅をはじめ、日本橋や柏の葉などの「街づくり」も手掛けている。オフィスビルやロジスティクス、ベンチャー共創などのソリューションも展開している。
(会社情報:https://salesnow.jp/db/companies/6010001034957)
第5位はアサヒグループホールディングス株式会社。アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に持つ持株会社だ。ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開している。主な事業拠点は、日本、欧州、オセアニア、東南アジアだ。
(会社情報:https://salesnow.jp/db/companies/6010601036386)
第6位以降は、株式会社大和証券グループ本社、中外製薬株式会社、エーザイ株式会社、味の素株式会社、第一生命ホールディングス株式会社と続く。
<調査概要>
調査期間:2023年4月1日 – 2024年4月1日
※なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成している。またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出している。情報の正確さに関して万全を期しているが、情報の全てにおいて保証するものではない。
出典:SalesNow DB
構成/こじへい