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クーデターから3年が経過したミャンマーで開催されたW杯予選、現地の異様な雰囲気をレポート

2024.06.12

2021年の国軍によるクーデターから3年が経過したヤンゴンの今

 そのミャンマーだが、ご存じの通り、2021年に国軍が民主的選挙で選ばれた政権からクーデターで全権を奪うという異例の事態が起きた。国軍に抵抗しようと武装した市民、自治権拡大を求める少数民族武装勢力らによる国軍への攻撃が続き、北部地域を中心に今も内戦が続いているという。

安全に気をつけながら、ヤンゴンの町を歩く女性(筆者撮影)

 これにより治安が急激に悪化。外務省はミャンマー全土に危険情報を出している。ヤンゴンはレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に該当。これを危惧した多くのメディアが日本代表戦取材を断念し、現地に赴いたのは筆者を含めて記者7人・カメラマン6人のみ。年代別代表取材時には「報道陣より選手の方が多い」という状況はしばしばあるが、A代表では今回が初めてに近かった。

 出国前には、まず日本サッカー協会(JFA)を通して取材申請し、ミャンマーサッカー協会(MFF)からの招聘状を取得。本来であれば、それと申請書類等を持参して、東京都品川区にあるミャンマー大使館に出向いて業務ビザを取得しなければならなかった。が、ミャンマー政府がアライバルビザ対応をしてくれたため、手間が省けた。

 その代わりに航空会社にビザのことを事前連絡しようとメールを出したが、一切、返答がない。少し不安もあったが、3日夜に羽田空港を出国。経由地のクアラルンプールでチェックインする際、政府公認レターを見せると「OK」と一言。意外なくらい簡単に搭乗できて、4日昼過ぎにヤンゴン空港に到着。ビザも問題なく取れて、外に出ることができた。

宿泊ホテルから見えるインヤー湖(筆者撮影)

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