一柳編集局長注目の3社
リサイクルへの高い志がキラリ光る|TREホールディングス
建設系廃棄物・リサイクルのタケエイと、金属リサイクルのリバーが経営統合し、2021年に設立。「あらゆる資源をリサイクルする」という高い志で事業を展開、特に自動車のリサイクルでは日本有数の実績を誇る。
「リバー社の使用済自動車(ELV)の精緻解体を起点とした水平リサイクル技術実証参加が話題です」
スクラップ業界上場の先駆け|エンビプロ・ホールディングス
スクラップ業の佐野マルカ商店が前身で2010年に設立。創業期から資源循環事業に取り組み、2013年、スクラップ業界ではいち早く東証2部に上場した。近年はサーキュラーエコノミーを軸に事業を展開する。
「金属以外に、リチウムイオンバッテリーやゴムなどのリサイクルにも他社に先行して着手しています」
全工程を自社で完結!|イボキン
1973年に創業。都市鉱山開発企業として、解体工事、回収輸送、スクラップリサイクル、廃棄物処理の全工程を自社で完結。ワンストップソリューションを強みとし、サーキュラーエコノミーに貢献している。
「大型化・高層化する建造物の解体工事に対応できる、超大型建物解体専用機を導入しています」
取材・文/安藤政弘 イラスト/鈴木暢男
※掲載している情報は4月25日時点のものです。