小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

【実は逆効果?】部下とのサウナで上司が陥りがちなNG行動とは

2024.06.11

昨今の健康ブームの1つとしてサウナが流行りました。心身ともに「整う」ことでサウナはオジさんが行くものという観念はもはやなく、若い男性のみならず女性の趣味の1つとなるまでの広がりをみせています。今回はそのサウナに部下を誘って行くことについて考えてみたいと思います。

部下とサウナに行くメリット

部下とサウナに行く最大のメリットは部下との距離感が縮まることです。会社や上司部下という枠の中で様々なものを意識しながら会話をしている状態から1対1の人間としてリラックスした時間を共有することができます。日頃、会社の中では出てこないような会話になることで親近感が湧いたり非日常的な時間を共有することで距離感が縮まります。そうしたことが続き距離感が縮まった関係においては、多少仕事で上司が部下に厳しく指摘をしたとしても部下が簡単に離れていくことはないでしょう。これは家族の関係に似ています。親が子供に強く叱ったからといってほとんどの場合、子供から「来月で家族やめようと思います」とはなりません。距離感が縮まるというのはそういうことです。

部下とサウナに行くデメリット

部下とサウナに行くことはメリットだけではありません。上記でご説明した強いメリットの裏にいくつものデメリットが存在します。

まずはハラスメントです。昨今ではサウナ以上にハラスメントがブームになっていますので「裸の付き合いを強要された」というようなことがハラスメントのリスクになります。

また、部下とサウナにいったからといって必ず距離感が縮まるというわけではありません。プライベートの話を通じて「会社では凄い人にみえるが、実は大した人間ではないんだ」というような部下からの印象がネガティブに働く場合があります。

また、仮に距離感を縮めることができたとしても親子というよりも兄弟のようになってしまうケースもあります。親子と兄弟の違いは上下の位置関係です。兄弟において兄は親ほど絶対的な存在ではないため場合によって弟は兄と同じ立場だと認識します。弟は兄の言う事をきかないということです。上司と部下が兄弟のような関係になってしまうとかえって部下を管理するのが難しくなってしまう可能性があります。

距離感を正しく縮めることの難しさ

ここまで読んでいただくと結局、部下とサウナに行く方が良いのか行かない方が良いのかどちらなのか?という声が聞こえてきそうですが、部下とはサウナに行かない方が「安全」であるというのが結論です。冒頭の方でお話したとおり部下とサウナに行くことのメリットもありますので全面的に否定するわけではありませんが、デメリットに書いたことを考えると安全策をとった方が「無難」でしょう。デメリットの中でも「距離感を正しく縮める」ということが大多数の上司にとっては難しいということもあります。試行錯誤して部下と仲良くなっても逆に上司を舐めるようになってしまうこともあります。うちの部下に限ってそんなことはないと思う方も多いと思いますが、日本には本音と建て前を使い分ける「文化」があることを忘れないことです。

適度な距離感を保ちながら上司と部下の縦の関係性を保つ必要があるのです。(縦の関係といっても上司が部下よりも優れていることで縦の関係をつくるのはNGです。上司よりも優れている部下が現れた瞬間に縦の関係が崩壊するからです)

距離の感じ方は十人十色であるため一人一人の距離の縮め方が異なるため、「距離感を正しく縮める」ことができるほとんどの要素は上司が持っている「感覚」になります。

管理職である自分目線では自分が持っている感覚は強力な武器になりますが、他の管理職への横展開ができないということを考えると会社目線としては「リスク」にもなりかねません。

もし部下をサウナに誘っている方がいれば、部下をサウナに誘っている目的や自身のマネージメントスタイルをもう一度見つめなおしてみるのも良いかもしれません。

文/渡邉健太

この記事はマネジメント課題解決のためのメディアプラットホーム「識学総研」による寄稿記事です。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年6月14日(金) 発売

DIME最新号の大特集は「スマホ時代デジタルデトックス!脳疲労解消法」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。