やり方を見直しできているかどうかによって、具体的な取り組み実施状況に大きな差
・具体的な取り組み実施状況を、新入社員の配属のやり方の見直し状況別で見ると、どの取り組みも見直しできている企業のほうが実施割合が高い結果となった。特に、「本人のキャリアや成長の観点での配置理由の説明」「配置理由の説明」「配置の納得感の確認」の実施割合の差が大きい。
・実施方針については、人員充足の重視は見直し状況に関わらず高い割合となったが、本人の希望や事情の重視など他の項目では差が目立つ点が特徴。
やり方を見直しできている企業のほうが、採用活動全体の満足度が高い
・2024年卒の採用活動全体の満足度(2024年2月時点)を、新入社員の配属のやり方の見直し状況別で見ると、見直しできている企業の「満足・計」の割合は77.5%であるのに対し、見直しできていない企業の「満足・計」は43.9%だった。
・2021年卒入社者の3年以内離職率について、競合する同業他社との比較について聞くと、見直しできている企業の「高い・計」は32.3%であるのに対し、見直しできていない企業の「高い・計」は41.9%だった。
<調査概要>
調査目的|新入社員の入社後の配属等に関して把握する
調査方法|インターネット調査
調査対象|全国の従業員規模100人以上かつ2024年卒の新入社員(正社員)の入社予定数が1人以上の企業に勤める新卒採用に関与している人事部門担当者
調査期間|2024年2月16日~2月19日
回答者数|812人
出典元:株式会社リクルート
構成/こじへい