企業人事の約7割は、実施している制度とミドルシニアが求める制度に乖離があると回答
企業人事は様々な制度を導入している一方、約7割がミドルシニアが求めている制度と乖離していると回答し、その期待を明確に把握できていない、または把握していても実現できていないことが明らかになった。
企業人事の約7割は退職した/する社員と良好な関係を築いていきたいという結果に
企業人事の7割近くが今後も退職者を含むミドルシニアと良好な関係構築を保つために制度を充実したいという結果がわかった。上記結果の通り、退職後も企業に貢献したいと思うミドルシニアも多く、企業人事としても良好な関係を構築していきたいという双方の合致が見られた。
調査から見えたミドルシニアと企業人事のギャップ
本調査から、在籍しているミドルシニアの2人に1人が、企業の制度を活用したくない/制度がないと回答。
企業⼈事の7割が、“⾃社が実施している制度”と“ミドルシニアが求める制度”に乖離がある。と感じていることがわかった。また報酬意識や制度において、ミドルシニアと企業人事の間に期待ギャップも見られた。多くのミドルシニアが金銭報酬と感情報酬の2軸から今後も企業に貢献したいと感じているが、企業人事側に感情報酬の意識が十分に定着はしておらず、その報酬を検討できていない企業人事は6割にも上った。
<実施概要>
調査名: ミドルシニアの新たなキャリアに関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象者: 1000人以上の企業人事 400名、45歳以上のミドルシニア400名 (定年退職後200人含む)
調査期間:2024年3月23日~3月26日
調査実施元:ライフシフトプラットフォーム
調査機関:アクセンチュア株式会社 / パネル提供元:GMOリサーチ株式会社
有効回答数:合計800名
構成/こじへい