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レジの読み取りが不要な「スマートカートシステム」のカスタマーバリューを考える

2024.06.04

すでに多くの小売店で定着しているセルフレジ。それに続き、近年注目を集めているのがレジ機能を兼ね備えた「スマートカートシステム」だ。

レジで商品を読み取らせる必要がないため、よりシームレスでストレスのない買い物ができる。

今回の記事では、そんなスマートカートシステムのメリットや課題についてまとめた。このシステムを国内でいち早く導入したディスカウントスーパー トライアルの『SkipCart®(スキップカート)』について、担当者に伺ったお話も紹介しているのでチェックしてもらいたい。

普及が進む、スマートカートシステム

スマートカートシステムとは、通常ならレジで行う商品バーコードの読み取りや合計価格の計算、クーポンの利用、ポイントカード読み取りなどの機能が一体化した(※)ショッピングカートのこと。イオンの『レジゴー』やトライアルの『SkipCart®』などが有名だ。

※使える機能の詳細はメーカーごとに異なる

細かい仕様や使用方法は店によって違うが、セルフレジやスマホ慣れしている人にとって難しいことはないだろう。

まず、私たちカスタマーは買い物中、欲しい商品を見つけたらショッピングカートのカゴに入れるタイミングで商品バーコードを読み取る。バーコードのスキャンはカートに付帯した液晶タブレット端末などを操作することもあれば、自分のスマホをカートに装着し、専用アプリなどを使用して操作することもある。

買い物が終了したら、会計へ進む。スマートカートシステム専用のレジやゲートがあるので、支払いはそちらで行う。レジ通過時に専用のプリペイドカードをタッチするだけで支払いできるケースや、QRコードなどを読み込ませた後にセルフキャッシャーで現金またはクレジットカードなどを使用するケースがある。

【スマートカートシステムの主なメリット】
● カゴに入れた商品の一覧と合計金額を見ながら買い物できる
● お得なクーポンやおすすめ商品の情報がリアルタイムにチェックできる
● レジの待ち時間や会計時間が短縮できる
など

これまでレジスタッフが(またはセルフで)行っていた会計以外の作業を買い物しながら効率的に済ませることができるため、タイパの面で従来のセルフレジよりも優れているとされている。

個人的には会計前に商品の合計金額が表示される点も注目したい。いちいちカゴの中をチェックせずとも購入予定のものが一覧でわかるので、買いすぎや買い忘れ防止になる。予算を決めてまとめ買いをする家庭には特に喜ばれる機能だろう。

話題のディスカウントストア・トライアルの『SkipCart®』とは?

トライアルは、生鮮食品・冷凍食品・惣菜などの食料品をはじめ、日用品や医薬品、ペット用品、衣類、インテリア、カー用品などを扱う総合ディスカウントショップだ。

「トライアルメガセンター 八千代店」の外観(画像提供:トライアルホールディングス)

低価格で品質にも手を抜いていないプライベートブランド商品が充実しているのが特徴で、たびたびメディアなどにも取り上げられているのでご存じの人も多いだろう。最先端のIoT・AI技術を活用した売り場や、スマートな買い物体験について話題に上ることも多い。

AIカメラが設置された店内(画像提供:トライアルホールディングス)

AIカメラが設置された売り場(画像提供:トライアルホールディングス)

デジタルサイネージが設置された店内(画像提供:トライアルホールディングス)

そんなトライアルのシステムの根幹を担うグループ企業・Retail AIでは、スーパーのDX化の推進・開発・販売を行っている。同社開発の『SkipCart®』は、2018年にオープンした「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」で初導入されたスマートカートシステムの製品名だ。

スマートな買い物体験ができる『SkipCart®』(画像提供:トライアルホールディングス)

『SkipCart®』で商品を読み取るカスタマー(画像提供:トライアルホールディングス)

本製品は2023年10月から外部企業への本格販売を開始することが発表され、多方面から感染が寄せられている。

【TRIAL(トライアル)】
価格と品質にこだわったプライベートブランド商品を中心に、幅広いジャンルの商品を扱う総合ディスカウントショップ。1992年に福岡県で1号店を開店し、2023年6月末時点で全国に285店舗を構える。リテールDXと呼ばれる取り組みを推進し、IoT・AI技術を活用した店舗づくりを実現している。

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