「気持ちばかりですが」の類義語
「気持ちばかりですが」には、覚えておきたい類義語がある。ここでは、「ビジネス向け」と「食べ物」に関する2種類を紹介しよう。
■「心ばかりですが」
「心ばかりですが」は、「気持ちばかりですが」の筆頭候補となるおすすめの類義語だ。わずかに心の一部を表現し、謙遜の意味を含めるので、同じように使える。
「気持ちばかりですが」は多岐にわたるシーンで使えるが、「心ばかりですが」はビジネスの場により一層向く。
「心ばかりですが、お納めください」とすれば、謙遜の気持ちが相手に伝わる。
■「お口に合うかわかりませんが」
「お口に合うかわかりませんが」は、食べ物をあげる際にへりくだって使う表現だ。「合うかわかりませんが」の部分が、「気持ちばかり」の「おおよそ」と共通するため、類義語として成立する。
この表現は料理をもてなす際や、調理者や提供者が使う際に相応しい。もちろん、料理の提供に限らず、食品ギフトを送る際にも使える。
「気持ちばかりですが」は謙遜をして使う言葉
「気持ちばかりですが」は、謙遜の意を込めた気持ちの表現である。へりくだっての用法になるため、目上の人物をはじめお世話になっている人に用いるのが望ましい。
また、「気持ち」を「心」に変えて表すといった類義語を使うのも良い。丁重な姿勢が伝わる言葉なので、ぜひ適切なシーンで活用してみてはいかがだろうか。
文/shiro