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意外と知らない「ひいては」と「しいては」の違い

2024.10.05

「ひいては」の類義語

「ひいては」は並列させて強調するが、人によっては理解されないこともある。そこで伝わりやすい「留まらず」と「結果として」の類義語を紹介する。

■留まらず

「留まらず」は、事柄の段階が停止せず、さらに先へ進んでいく意味合いを持つ。「ある事にとどまらず、さらに進んで」が「ひいては」の意味だったように、類義語として相応しい言葉だ。

「今年リメイクされた某ドラマは、連続放送での高視聴率に留まらず、映画化を果たし歴史的興行収益へと繋がった」というように、進んだ意味を含めて使える。

■結果として

「結果として」は、「経緯や原因を踏まえて、どんな結果になったか」を意味する。なお、「として」は、格助詞の「と」と動詞の「する」の複合格助詞だ。

「それが原因となって、その結果」というのが「ひいては」の意味であるため、類義語として成立する。

「彼はクラスメイトの誘いに乗ることなく勉強に励み、結果として一流大学への合格を果たしました」といった使い方ができる。

「ひいては」を間違えずに使おう

「ひいては」は、接続的な用法で後文を強調したり、テーマを維持しつつ結果を示したり、様々な使い方ができる言葉だ。

影響を及ぼす際に並列させて使うことが多いが、ポジティブな活用もできる。

類義語の把握や間違えやすい言葉との区別もできたところで、早速今日から使ってみてはいかがだろうか。

文/shiro

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