一般的に「高給取り」のイメージを持たれるマスコミ業界。同業界の中で、前年に比べてもっとも「平均年収率」が高い企業はいったいどこか?
SalesNowはこのほど、国内540万社の企業情報を完全網羅した日本最大級のデータベース「SalesNow DB」より、上場企業におけるマスコミ業界の平均年収上昇率ランキングTOP10を発表した。
マスコミ業界平均年収上昇率ランキングTOP10
第1位は株式会社フジ・メディア・ホールディングス。フジサンケイグループを統括する持株会社だ。フジテレビジョンなどの放送事業を中心に、メディア・コンテンツ、都市開発・観光、その他の3つの事業セグメントで構成されている。
第2位は株式会社IGポート。アニメ制作会社のプロダクション・アイジーなどを傘下に置く持株会社だ。IGポートグループは、ハイクオリティなアニメ作品やコミックなどの企画から制作までを一貫して行っているコンテンツ・プロバイダーだ。
第3位は株式会社テレビ東京ホールディングス。テレビ東京などを傘下に置く放送持株会社だ。テレ東グループでは、テレビ地上波・BS放送をはじめ、デジタル媒体の開発・運営、アニメ番組の企画などさまざまな事業を展開している。
第4位は東映株式会社。映画の製作・配給・興行をはじめ、テレビドラマなど多くの映像作品を手掛けている企業だ。東京撮影所と京都撮影所を保有し、毎年大型作品を製作している。東映アニメーションなど多数の連結子会社を保有している。
第5位は朝日放送グループホールディングス株式会社。朝日放送テレビや朝日放送ラジオなどを傘下に置く認定放送持株会社だ。グループ企業では、テレビ・ラジオ・CS放送事業をはじめ、出版、Webメディア運営、テレビ番組制作などを展開している。
第6位以降は、株式会社KADOKAWA、株式会社地域新聞社、中部日本放送株式会社、株式会社昭文社ホールディングス、東映アニメーション株式会社と続く。
<調査概要>
比較期間:2022年4月1日 – 2023年3月31日と2023年4月1日 – 2024年3月31日
※なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成している。またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出している。情報の正確さに関して万全を期しているが、情報の全てにおいて保証するものではない。
出典元:SalesNow DB
構成/こじへい