梅雨入りは平年より遅くなる見込み、総雨量は平年並みか多い予想

雨量は平年並か多い、6月下旬から7月上旬にかけて大雨災害に警戒

図2　梅雨の雨量傾向

今年の梅雨期間の雨量は、沖縄・奄美と西日本で平年並か多く、東日本と東北で平年並の予想となっている(図2)。

5月は、沖縄・奄美で曇りや雨の日が多くなり、5月末から6月上旬には梅雨前線の活動が活発化して強雨や大雨となる可能性がある。

図3　6月中旬の天気図イメージ

図4　7月上旬の天気図イメージ

この前線に向かって東シナ海方面からの暖かく湿った空気が流れ込みやすく、前線の活動が活発化する日がある。

その影響で短時間で雨量が急増するおそれがあり、西日本から東日本の太平洋側では、6月下旬から7月上旬にかけて、西日本の日本海側や北陸、東北は7月上旬に大雨に警戒が必要だ。

※本見解は5月15日時点のものです。予測が大きく変わる可能性もあります。

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https://jp.weathernews.com/news/46870/

構成／清水眞希