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長く噛むことによって愛犬の幸福感や集中力が向上

2024.05.22

「長く噛む」ことは、おやつやおもちゃよりも『集中』をもたらす

「牛皮ガム」は『集中』を感じている瞬間、時間の総量も共に高く、圧倒的だった。何かに集中する行為は、余計なストレスに気を取られることがなくなるため、両社では「私たちは犬が集中する時間を重視しており、ひとりでも夢中になれる時間を提供できることに価値があると考えています」とコメントしている。

飼い主がおもちゃで犬と遊び続ける、おやつを長持ちさせ続ける時間として15分が長かった可能性もあるが、それだけ、ふだん愛犬が何かに夢中になれる時間は短いということの表れとも言えるだろう。

おやつ、おもちゃ、牛皮ガムの「Intent」値比較

■『ストレス』が最も低かったのは飼い主とのおもちゃ遊び

イヌパシーの感情分析において犬の「ストレス」は“孤独を感じたときなど、どうしていいかわからない時”によく測定される。信頼する飼い主と慣れ親んだ「おもちゃ」で遊んでいる状態で、ストレスの値が低かったのは当然とも言える。

「牛皮ガム」は、どう攻略しようか悩むことが感情変化の推移分析におけるストレスとして現れた結果も出ているが、一方で最も優位に現れた感情分析においてストレスが一番低かったのは牛皮だった。

集中して悩んだ結果、強い感情としてのストレスが出なかったと言える。「おやつ」ではもっと食べさせてほしい、といった欲求が満たされないストレスが数値化された可能性がある。

おやつ、おもちゃ、牛皮ガムの「Stressed」値比較

研究と考察

齧ることは犬の本能なので、犬は興味を持ったものを噛み、その結果楽しいことがあれば、遊びの対象として学習する。それが飼い主にとって噛んで欲しくないものの場合が多いため、「噛む=迷惑で困った行動」となってしまっている。

犬用のオモチャを噛んでいるときより、リモコン、スリッパ、家具などを噛んでいるときに、飼い主の反応が大きくなっていないだろうか。犬は飼い主が反応してくれるのがうれしくて、噛むことを繰り返す。

齧ること自体が問題なのではなく、リモコンのように噛んで欲しくないものを噛むということが問題。行動をただ禁じて抑え込んだのでは、犬はイライラして、問題は悪化するばかり。無理してガマンさせるのでなく、うまく本能を発揮させてやることが、犬にとっての幸福につながるはずだ。

そこで、大前提として毎日の散歩でしっかりエネルギーを発散してあげる。さらにプラスするといいのが『噛む習慣』。

夢中になれる時間を増やすことで、愛犬の発散欲求を満たしてあげることができるからだ。

今回イヌパシーで計測したデータ分析から言えることは、「噛む習慣」が犬にとって、ハッピーが長く続く、飼い主が無理なく興奮と集中を与えやすい良い習慣だということ。

夢中になれる時間を増やすことで、愛犬の発散欲求を満たしてあげることができるだろう。

調査概要
実施時期/2024年4月12日~5月2日
対象件数/36件の飼主と愛犬のペア(うちデータ回収できた30頭分を分析)
犬種/超小型犬(5kg未満)10件、小型犬(5-10kg)13件、中型犬(11-24kg)6件、25kg以上1件
年代/1歳未満1件、1-3歳16件、4-7歳9件、8-9歳2件、10歳以上2件
性別/おとこのこ16件、おんなのこ14件
実施方法/各家庭にて飼い主による実施
実施概要/愛犬と飼い主に、DINGOが提供するおやつ「牛皮ガム」を提供。その時の心拍反応を取得し、ストレス度や幸福度を測定した。長く噛むことは犬にとって良い影響を与えるという研究があり、日常使いしているおやつや遊びと比較して、愛犬の心拍と各感情がどのように変化するのかのデータを測定して科学的に分析した。

関連情報
http://spectrumbrands.jp/
http://langualess.com/

構成/清水眞希

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