Pocket RD:AVATARIUM
メタバース空間だけでなく、ライブ配信やリモート接客など様々な場面で活用が期待される3Dアバター。
「AVATARIUM(アバタリウム)」は、全身を3Dスキャナーで撮影し、完全自動でオリジナルアバターの作成ができるアバタープラットフォーム。誰もが簡単に、自分そっくりのアバターをすぐに作ることができる。
左側にあるのが全身3Dスキャナー
中はプリントシール機のようになっている
自分そっくりのアバターを作ることに、どのような需要があるのだろうか。担当者は次のように言う。
「例えば車のディーラーをしている方が24時間、お客様に対応したいという要望があります。営業をする方にとって自分の顔、姿そのままで接客をすることには大きな意味があります。また、企業がメタバース空間でイベントを行なう際に、社員全員のアバターをすぐに用意したいというケースにも応えることができます」
「AVATARIUM」はすでにバーチャル渋谷やバーチャル大阪といったメタバースイベントにも採用され、大きな話題になっている。今後は、さまざまなジャンルに活用の幅を拡大していく予定だという。
わずか15分ほどで、自分そっくりなアバターを作ることができた。アバターを自由に移動させたり踊らせたりしても自然な動きを再現してくれた
取材・文/峯亮佑