犬が一番嫌いな食べ物1位は「ドライフード」
愛犬が一番嫌いな食べ物は「ドライフード」であった。総合栄養食のドライフードは犬が1日に必要な栄養を摂取できるようにさまざまな食材や添加物が使用されており、美味しく食べてもらえるように嗜好性にも工夫されているが、複雑な味わいが好きではない犬が多いのかもしれない。
実際、ドライフードを食べない犬は年々増えており、いぬなび編集部が行った調査によると2019年ではトッピング無しでドライフードを食べる犬は約9割(889/1000人)だったのに対し、2023年に行った調査では約6割(267/453人)という結果に。
人間と暮らすことで犬はさまざまな美味しいものの味を知り、子どものように苦みや酸味、辛みがあるものが嫌いな傾向にあるのかもしれない。
また、わさびやからし、たまねぎやねぎ、キムチやチョコレートといった名前も挙がっているが、これらは犬の健康に悪影響を及ぼし、食べてはいけないものなので絶対に与えないように。
■寄せられたコメント
※[ ]内は愛犬が一番嫌いな食べ物
・「[ドライフード] 何かトッピングしないと食べてくれない」(女性 / 30代 / トイプードル飼い主)
・「[キャベツ] ゴワゴワして嫌なのか出してます」(女性 / 30代 / チワワ飼い主)
・「[トマト、みかん] グニュっとしてるものが苦手のようで、どちらもあげても食べない」(女性)
・「[薬] 子犬の頃に無理やり飲ませてしまい、飲んだふりをして出すようになりました」(男性 / 20代 / キャバリア飼い主)
・「[煮干し] 苦いのか匂いが苦手なのか、与えても食べなかった」(女性 / 30代 / チワワ飼い主)
味が嫌い、食感が嫌いなど、犬の好みはそれぞれ異なるが、経験から嫌いになってしまうこともあり、デリケートな心の持ち主なのかもしれない。
犬は多くのものを食べることができるが、調理方法に注意が必要なものもあったり、年齢によって与え方を変えてあげる必要があったりと、配慮してあげることはたくさんある。
誤った与え方をしてしまうと体調不良の原因となってしまうこともあり、その経験から嫌いになってしまう場合も。与えるものの正しい知識を持って、愛犬に食べさせてあげてほしい。
調査概要
アンケート内容:「愛犬の好きなもの嫌いなもの」に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
対象:全国の10代~60代の犬の飼い主さん200人(女性149人 / 男性51人)
アンケート実施期間:2023年12月15日~12月20日
関連情報
https://inunavi.plan-b.co.jp/dogfood-osusume-sougouranking/
構成/Ara