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食と農のコンソーシアムから生まれたサステナブルなコラボフード3選

2024.05.12

2.haccoba×野沢温泉蒸留所のクラフトサケ

福島県南相馬市で酒造「haccoba -Craft Sake Brewery-」を展開する株式会社haccobaが、長野県北東部に位置する野沢温泉村の温泉街にある蒸留所「野沢温泉蒸留所」とコラボし、同蒸留所で廃棄されてしまうジンの蒸留粕を再度発酵し、新しい酒「Vert(ヴェール)」を作り上げた。

「Vert(ヴェール)」(再販時期未定)

haccobaの代表取締役、佐藤太亮氏は、コラボのきっかけについて、次のように話す。

「めぐるめくプロジェクトの『食卓会議』という交流企画で、2023年8月に野沢温泉にうかがった際に野沢温泉蒸留所の方々と出会い、今回のお酒が生まれました。利用しているのは野沢温泉蒸留所で製造時に出してしまう未利用資源、ボタニカルの粕です。未利用資源を活用したプロダクトを開発することで、新たな付加価値が生まれていくことを期待して開発しました」

野沢温泉食卓会議の様子

「『さまざまなボタニカルで香りをつくっていくクラフトジンの蒸留粕を、一緒に発酵させたらどんなお酒が生まれるんだろう』という好奇心で、香り高いクラフトジン『Nozawa Gin』の蒸留粕をお米と一緒に醸しました。ジュニパーベリーだけでなく、クロモジや杉、カキドオシなど12種類のボタニカルで表現された森を思わせる香りと、お米の柔らかな味わいが合わさり、蒸留酒とはまた違った表情を生み出しています」

佐藤氏は、おすすめの飲み方について次のように話す。

「キリッと冷やして味わっていただくも良いですし、お燗もおすすめです。ちょっと熱めの57度ぐらいにすると、ボタニカルの香りが立ち心地よいです」

地方と地方のクラフトメーカーがつながることで、新しい価値を生み出した。重要なのは、そのコラボによる互いが活性化するところにあるだろう。

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