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「めんどくさい仕事はしない。出社もしたくない」サイボウズ代表取締役・青野慶久さんに聞く『kintone』を生んだ〝ものぐさ習慣〟

2024.06.09

「130歳まで生きたい」ウソみたいなホントの話

──健康面で習慣はありますか?

 毎朝プロテインを飲んで、たんぱく質の摂取量を確保しています。社員に教わった、在宅勤務でもできるスクワットや柔軟運動も実践しています。あと、起きたらすぐ体重計に乗っています。以前、気づいたら体重が5kgも増えていたことがあったので、常にモニタリングしているんです。

──「見える化」する習慣があるんですね。

 ええ。経営と同じで、早く気づけば、早く対処できます。会議の時もすぐ「見える化」しますよ。ミーティング中、デジタルホワイトボードに「ここはこうだよね?」とまとめれば、僕の理解が追いついていない時に「いえ、違いますよ」と言ってもらえるし、ホワイトボードのデータは逐次クラウドにアップされるから、会議中にもう共有されていることになります。

──何でもオープンにする公明正大な組織だから、素早い対処ができるんですね。では最後に、こうして創り出した時間を青野さんはどう使いたいんですか?

 僕は、チームワークあふれる社会を創りたいんです。そのために、戦略を考える、情報を発信する、といったことに時間をかけたいと思っています。でも最近、自分たちが創ったグループウェアを世界中の人に使ってもらうにはまだまだ時間が足りない、と思ったんです。70歳まで現役でも全然足りないし、むしろ130歳くらいまで生きる必要がありそうです(笑)。だから、健康面にも気をつけた生活を心がけています。

Rule.01|人一倍「ムダ」には敏感でいる

Rule.02|生活も仕事も「見える化」する

Rule.03|批判や意見はしっかり聞く

青野慶久サイボウズ代表取締役  青野慶久(あおの・よしひさ)
1971年、愛媛県生まれ。大阪大学工学部情報システム工学科を卒業後、松下電工(現パナソニック)に入社し、97年にサイボウズを設立。05年に代表取締役社長に就任(現任)。著書に『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)などがある。

取材・文/夏目幸明 撮影/浦 将志

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