『HOTO電動クリーナー』の特徴
1.デザインがスタイリッシュで掃除をする気持ちが上がる
私が購入に踏み切った一因はまさにこのデザイン性であった。ご覧のように本体はつや消しのブラックとグレーの統一されたカラーリングとなっており、家電量販店よりも蔦屋家電に展示されている方がしっくりくるデザインである。
日常的に使い、場合によっては目に見える場所に収納しておくものだからこそ、デザインに対するこだわりは見逃せないポイントだ。
2.豊富なアタッチメントで効率的な掃除ができる
この製品の特徴の1つは付属するアタッチメントの豊富さにある。掃除する場所に応じて効果的な掃除用具の形が異なるのは当然だが、そもそも屋内と屋外で同じ用具で掃除したいとは誰も思わないであろうし、場所に応じて使い分けができるアタッチメントが揃っているのは大事なポイントだと思う。以下、どのようなアタッチメントがあり、実際に私がどのように使い分けているか紹介していこう。
「ラージブラシ」は広範囲を掃除するのに向いているブラシである。
私はベランダーの床を掃除するのに使用しているが、自動車の車体やタイル床の掃除にも使えるだろう。続いて「スモールブラシ」は面積の狭いところに向いている。
私はまだ使用場所を検討中だが、シンクなどのほか、車のタイヤ洗浄といった細かい部分の掃除に向いている。「コーナーブラシ」は先端が鉛筆のように尖っているため、汚れが溜まりやすい場所の掃除に適している。
私は洗面台の蛇口の麓の他、ドアノブの溝などの掃除に使用している。
以上がブラシ類となるが、その他に3種類のパッドが付属している。なおパッド類は専用アダプターを介して本体にセットする仕組みとなっている。
「タオルパッド」は広範囲の拭き掃除に適したパッドである。
私はフローリングの水拭きに使用しているが、その他窓ガラスの拭き掃除などにも向いている。
続いて「スポンジパッド」は名前の通り円形のスポンジであるが、私は浴室(浴槽、鏡)の掃除に使用している。
最後に「タワシパッド」はパッドの中では繊維が硬く結びついているので、しつこい汚れを削りとるのに効果を発揮する。私はキッチンのガスコンロや調理台の掃除に使用している。
なお、フローリングのような広範囲の掃除をハンディサイズの本体のみで行うのは大変だが、そこはちゃんと考えられており延長棒も付属している。
延長棒を使用することでハンドルから90~120cm先まで届くようになるため、私のように身長が180cm台の人でも腰に負担をかけることがなくフローリングの掃除ができている。
3.電動なので楽に掃除をすることができる
『HOTO電動クリーナー』はモーターによってブラシを回転させるため、手を盛んに動かさなくても良く、特に屋外やガスコンロなどしつこい汚れを掃除する時ほどその恩恵を受ける製品である。スイッチのオンオフは本体のボタンを長押しすることで操作し、オンの状態からスイッチを短く押すことで強弱2モードを切り替えるシンプルな操作方法となっている。
充電はUSB Type-Cで行い、ポートはハンドルの下部にポートカバーで保護されている。
本体はIPX7認証を受け水面下でも使用できるので水槽の掃除などにも使用できるが、充電ポート内は非防水であるため水が入らないように注意が必要である。1回の充電で最長90分使用可能という点も心強い。
『HOTO電動クリーナー』の注意点
本製品におおむね満足している私であるが、1点注意が必要だと感じたのは「人によっては扱うのが大変で疲れる」かもしれない点である。まず本体の重量は465gあり、「腕の負担小」と謳われているが、実際に使用してみるとなかなかの重量である。特に上方の掃除をする際は大変だ。反面、フローリングなど本体を置いて掃除するシーンではその重量が安定感を生むので掃除はしやすいと感じた。また、本製品は電動であるため、ある程度腕に力を入れて本体を操作しないとコントロールを失う恐れがある点も扱いにくさの要因である。こちらもやはりフローリング等、本体を置いて使用するシーンではあまり気にならないものの、ハンドルを握って浴室の壁を掃除する際など、結構しっかり力を入れておかないとすぐ本体が壁から弾かれてしまうので、最初は慣れも必要だと感じた。
『HOTO電動クリーナー』を購入するには
クラウドファンディングサイト「Makuake」でのプロジェクトは終了しており、2024年5月4日時点では一般販売は開始されていないようである。一方、プロジェクトサイトでは一般販売予定価格として税込14,800円の情報が公開されているため、近いうちに一般購入できるようになる見込みである。
■関連情報
https://www.makuake.com/project/hoto_cleaner/
文/Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介!