銀行業界において高年収の会社といえば、大手メガバンクが上位を占めるのは間違いない。では、銀行業界において平均年収上昇率が高い会社(上場企業)はいったいどこか?
SalesNowはこのほど、国内540万社の企業情報を完全網羅した日本最大級のデータベース「SalesNow DB」より、上場企業における銀行業界の平均年収上昇率ランキングTOP10を発表した。
銀行業界平均年収上昇率ランキングTOP10
第1位は株式会社あおぞら銀行。1957年に設立された普通銀行だ。主な特長は、コンパクトな規模かつグローバルな業務展開、ユニークで専門性の高い金融サービスの提供、メガバンクでもない地域金融機関でもないユニークなポジションの3点だ。
第2位は株式会社阿波銀行。徳島県徳島市に本店を置く地方銀行だ。創業以来、伝統的営業方針である「永代取引」という地域密着型ビジネスモデルを展開している。徳島県内のメインバンクシェアでは首位を誇っている。
第3位は株式会社武蔵野銀行。埼玉県さいたま市に本店を有する唯一の地方銀行だ。地域金融機関として、普通預金、外貨預金・投資信託・各種ローンなど、トータルサービスを提供している。成長マーケットである県境や都内拠点も強化中だ。
第4位は株式会社滋賀銀行。滋賀県大津市に本店を置く地方銀行だ。近江商人から受け継いだ「三方よし」の精神が深く根付いている。地方銀行初の「しがぎんSDGs宣言」を皮切りに、SDGsコンサルティングを強化しているのも特色の1つだ。
第5位は株式会社富山銀行。富山県高岡市に本店を置く地方銀行だ。営業基盤は富山県と石川県一円で、地域経済の発展のために円滑な資金供給と金融サービスを提供している。行員が働きやすさを実感できる職場づくりにも注力している。
第6位以降は、株式会社愛媛銀行、株式会社大光銀行、株式会社山陰合同銀行、株式会社豊和銀行、株式会社福島銀行と続く。
<調査概要>
比較期間:2022年4月1日 – 2023年3月31日と2023年4月1日 – 2024年3月31日
※なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成している。またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出している。情報の正確さに関して万全を期しているが、情報の全てにおいて保証するものではない。
出典:SalesNow DB
構成/こじへい