小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

幸せに生きていくために本当に大切なこととは?サッカー元日本代表・中村憲剛さんの「こころ」の話

2024.05.10

サッカー元日本代表・中村憲剛さんの著書『中村憲剛の「こころ」の話 今日より明日を生きやすくする処方箋』(小学館クリエティブ)が話題だ。18年間、厳しいプロサッカーの世界でピッチに立ち続けた背景には、心を強く「し続けた」ことがある。1回目では現役時代のエピソードを中心に、ビジネスパーソンや学生の読者の方が実践しやすい「心の強化法」を詳述した。2回目では、誰かの力を取り入れて、自分の中に眠れる力を引き出す秘訣を伺った。3回目の今回は、現役を引退した現在、感じていることや、人生をより充実されるための、心のあり方や考え方について紹介していく。

第1回はこちら
第2回はこちら

楽に流された先にある自分が許せない

2回目では、川崎フロンターレを優勝に導いて、真の自信が芽生えたという話を伺った。真の自信が芽生えるとどうなるのだろうか。

「チームメイトへの接し方が変わったと言いましたが、誰に対しても優しくなったかもしれません。視野が広くなり、他人はもちろん、自分がミスをしても広い心で受け止められるようになったのです。それまでは、やはりピリッとしてしまっていたんですよ。自分では寛容なつもりでしたが、態度に現れてしまっていた。それが、コミュニケーションを阻害していた。

自分の中にゆとりがあれば、相手とのコミュニケーションもスムーズになります。結局、信頼がないと人間関係はうまく行かないことが多いのです」

中村さんは、フラットな立場で相手と接し、人当たりが柔らかい。「この人に、嘘はつきたくないな」と思わせる力がある。そのリーダ力はどのように育てていったのだろうか。4月から管理職やリーダーになり、プレッシャーに悩んでいる人も多いことを伝えた。

「なんでしょうね、人を好きになること、相手を信頼することでしょうか。年齢を重ねて感じるのは、生き方に全てが出ると言うこと。僕は常に“中村憲剛”という姿勢を崩しません。これは、誰かから見られているからそうするのではなく、“生き方”がそうなるのです。その全てが、相手の心に伝わっていくんじゃないかと思っています」

つまり、行動規範を持つということだ。これはリーダーのみならず、社会人としても意識していきたいことではないだろうか。結果を出すことは、日常で瞬間を重ねた先にある。いい心を維持しようとすれば、法令違反や行儀が悪いこと、モラルから外れたことはしなくなるだろう。それにより、他者からの信頼が得られて、それが自信につながっていく。

中村さんは「易きに流れた先にある自分のことを昔から許せないんです。その怖さを知っているから」と続けた。だからこそ、後進たちに自身の経験を振り返りながら、指導をしていく。

「ずっと、僕がいるチームに来た選手や、その周りの人が幸せになってほしいと考えてきました。親元から離れてチームに入った若い選手、外国から移籍した選手……たくさんの不安もあるだろうけれど、ここは大丈夫だとわかってほしい。僕が、その人が安心して活躍できるような場所を作るのです。これを信じてもらうには、生き方で示すのみです」

中村さんの言葉は、心に届く。それには父親の教えもあるという。

「僕の父は、団塊の世代の企業戦士で、バリバリの広告マンでした。幼い頃から、“相手の目は見て、その人が何を思っているか感じながら会話をしなさい”と教えられました。それを続けるうちに、相手の思っていることがだんだんわかるようになってくるんです。

さらに、僕は指導者に恵まれました。人は最初に出会った人の影響を受けます。幼少期や育成年代に受けた経験は、その人の考え方を左右すると思っているんです。僕は強いチームにいましたが、基礎技術を重視する適切な指導を受けてきました。体罰の経験がなかったことも良かったと思っています」

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年7月16日(火) 発売

超豪華付録「3WAYハンディ扇風機」付きのDIME最新号では「ヒット商品は『推し』が9割!」を大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。