ファミリーマートは、4月30日よりコーヒーマシンのミルクで作る「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズから「ゴディバ監修チョコレートフラッペ」、「ゴディバ監修ホワイトチョコレートストロベリーフラッペ」を数量限定で発売する。
4月30日より全国のファミリーマート約1万6300点にて数量限定で発売
累計販売数は約2.7億杯!ファミマのフラッペ
ファミリーマートの「レジ横ドリンク」戦略が好調だ。
「レジ横ドリンク」とはコーヒー、カフェラテ、フラッペなど店内で作るドリンクを指すもので、同社は「FAMIMA CAFÉ」として2013年からコーヒー、2014年からフラッペを展開している。レジ横ドリンクの販売数は右肩上がりでの伸長をしており、2020年度に比べ、2023年度は約30%ほどの増加を見せている。
今年、10周年を迎えるフラッペはコーヒーやカフェラテとは異なる客層の取り組みに成功しており、ファミリーマートとしても期待しているジャンルの一つである。
フラッペとは、カップに入ったアイス、氷にミルクを注いで作るフローズンドリンクだ。
2014年6月より販売を開始し、累計販売数は約2.7億杯(2024年2月末時点)。これまでに約80種類のフラッペを販売してきている。
ファミリーマート商品本部FF・スイーツ部副部長の高倉さんは次のように言う。
「フラッペはいまやファミリーマートを代表する商品の一つ。レジ横ドリンクの中でもコーヒーやカフェラテとは異なる客層があります。
コーヒーの購入層は30~50代の男性が多いのに対し、フラッペは30~50代の女性、若年層がメイン。販売時間帯もコーヒーは朝7~9時がピークだが、フラッペは昼過ぎから夕方、21時以降の購入比率が高いのが特徴。フラッペは週末にも伸長しやすく、コーヒーとは違った動きをしています」
ファミリーマート商品本部FF・スイーツ部副部長・高倉一真さん
フラッペの販売数量も年々、増加している。限定コラボ商品の話題化に加え、新素材・新技術の開発、定番商品の育成にも注力した結果だ。
ゴディバが監修したフラッペも2021年に販売し、毎年期間限定で販売している。これまでに累計550万杯を突破する人気商品となっている。
「今年のゴールデンウィークはメリハリ消費が高い一方で、プチ贅沢、ご褒美消費といった少しだけ贅沢する消費も続く見込みだというデータもあります。
今回のゴディバ監修のフラッペは日常の中でのプチ贅沢にもお勧めできますし、ゴールデンウィークは夏日も予想されます。フラッペを飲んでプチ贅沢、クールダウンを味わってほしい」(高倉さん)
今年はホワイトチョコレートストロベリーフラッペも登場!
今回のゴディバ監修フラッペでは、定番のチョコレートフラッペだけでなく、ホワイトチョコレートストロベリーフラッペもラインアップする。
●『ゴディバ監修チョコレートフラッペ』
3種類のベルギー産チョコレートを使用し、深みのあるチョコレート味のかき氷に口どけの良いチョコレートチップ、食感が楽しめる粒チョコレートを配合した、まさにチョコレートづくしの一品だ。ポイントとしてはファミマフラッペ史上、最も多くのカカオ分を配合し、その結果、濃厚な味わいになっている。
●『ゴディバ監修ホワイトチョコレートストロベリーフラッペ』
ココアバターをベースにしたミルキーなコクのあるホワイトチョコレートのかき氷に、くちどけの良いホワイトチョコレートチップ、そしてストロベリーソースを配合。ストロベリーソースに関しては、果肉感にこだわっておりホワイトチョコの甘味とイチゴの酸味が同時に楽しめるようになっている。
フラッペを美味しく楽しむ方法を紹介
最後に、フラッペをもっと美味しく飲む方法を二つ紹介したい。
一つ目がフラッペの作り方の工夫だ。
「まずミルクを注ぐ前に、フラッペをよく揉んでください。10回くらいしっかりと揉んでいいただくとバランスよくほぐれます」(高倉さん)
ミルクを注いでからもポイントがある。
「ストローで10~15回くらい混ぜていただくとアイスとミルクがよくなじみます。それが飲み頃なんです」(高倉さん)
もう一つ、フラッペを持ち帰り自宅で楽しむ方法もある。いわゆる「おうちフラッペ」だ。
ポイントとなるのは「ミルク」だ。店内のコーヒーマシンではミルクの温度や量が自動で調整されている。自宅で楽しむ際には「冷たいミルクを70cc」注ぐのが良いという。
詳細、注意点はファミマカフェの作り方&買い方を参照してほしい。
取材・文/峯亮佑