初めて消費者金融でお金を借りる際に怖かったこと1位は「返済できるか」
初めて消費者金融でお金を借りる際に怖かったことの1位は「返済できるか(68人)」となった。以下、2位「利息が高すぎないか(48人)」、3位「取り立てが厳しそう(33人)」が続く。
借りたあとの「返済」や「取り立て」について不安をもっている人が多いとわかる。実際には、期限を守って返済すれば督促が来ることはない。映画やマンガの影響を過度に受けている人も多いのではないかと考えられる。またSNSなどで借り手を募る「ソフト闇金」の体験談を読み、恐怖を感じている人も多いのかもしれない。
ソフト闇金は正規の消費者金融ではなく、れっきとした闇金。貸金業登録している消費者金融とは違うので注意しよう。
<1位 返済できるか>
・返済できなくなることが怖いと感じた(20代 男性)
・返済が大変で自転車操業になるのではないか(20代 女性)
・「返済できなくなるかも」と怖さはありました(30代 男性)
今の収入に不安がない場合でも、借りた金額が大きく返済期間も長いと、「返済している間に、収入が途切れるような事態にならないか」と心配になる。収入が少なくて、月々の返済がどのくらいの不安になるのか心配になるパターンもあるだろう。
月々の返済金額がいくらになるかについては、大手消費者金融であれば「事前シミュレーション」で調べられる。返済の不安を少なくするため、借入額を「必要な額」のみにしたうえで、事前にしっかりシミュレーションをしておくのがおすすめだ。
<2位 利息が高すぎないか>
・利息の膨らみ方のイメージが湧かなかった(10代 男性)
・金利の高さが怖いと感じました(30代 男性)
・「法外な利息を取られる」というイメージをもっていました(40代 男性)
初めて消費者金融を利用する場合、利息の仕組みがわからなくて不安になる人も多いようだ。「年利18%だったら、利息の総額はいくらになるのか」といったイメージが湧かないからと考えられる。利息総額については事前シミュレーションができるので、利用前に確認しておくとよいだろう。
また貸金業者について悪い・怖いイメージがある場合、「法外な利息を取られるのではないか」と不安になることも。ただ正規の貸金業者なら、法律で決まっている年利の範囲内に収まる。
<3位 取り立てが厳しそう>
・「取り立てが来たらどうしよう」と思いました(20代 女性)
・返済が滞った際に、怖い目にあうかもしれないと思った(30代 男性)
・返済できなくなったとき、どんな取り立てが来るのか(40代 女性)
映画・ドラマやマンガのイメージで、「厳しい取り立てがありそう」と恐怖感を抱く人もいる。
ただし正規の消費者金融なら、法律に違反するような取り立てはない。会社や状況によるが、「督促のために自宅まで担当者が来る」のも珍しい。基本的に督促は電話と郵送物で行われるからだ。
督促を続けても返済されない場合は、消費者金融から「債権回収業者」に債権が移って督促が続けられたり、裁判になったりする。和解できず敗訴すると、給料や財産を差し押さえられる。
<4位 周囲にバレないか>
・親や職場に電話がないか不安でした(20代 女性)
・友人や知人にバレて陰口を叩かれないか、不安ではありました(20代 男性)
・お金を借りたことが、周囲にバレるのではないか(30代 男性)
消費者金融から職場に「在籍確認の電話」が入ることもあるため、職場バレを心配している人が多数。周囲にバレることで「お金にだらしない人」「信用できない人」というレッテルを貼られてしまう可能性があるからだ。
しかし最近は「電話での在籍確認なし」という消費者金融も多いので、申し込み時に職場バレする可能性は低いだろう。また「郵送物なし」「カードレス利用可能」も増えているため、郵送物で家族にバレる可能性も低くなっている。
ただし返済が滞った場合は督促状などが家に届くので、家族・同居人に消費者金融の利用がバレる可能性も高くなる。
<5位 消費者金融に怖い人がいそう>
・怖い人が出てくるのではないかと思った(20代 男性)
・バックに怖い人がいるように感じた(30代 男性)
「窓口に行ったら怖そうな人が座っているのではないか」「電話応対が高圧的なのではないか」というイメージをもっていた人もいるとわかる。しかし大手消費者金融だと銀行傘下にあることも多く、電話での対応なども丁寧だ。実際に消費者金融に電話してみて「スタッフの対応がとてもよかったので驚いた」という人もたくさんいる。