ミリ秒単位で調整可能な新しいサスペンション
新しいModel 3パフォーマンスは、ただ速いだけではない。乗り心地の良さや美しいデザイン、スマートな車両設計もすべて備わっている。新しいフロントのサスペンションは、ダブルウィッシュボーン方式を維持しながら、ミリ秒単位で入力情報を処理し、車両の安定性を制御。コーナリングのロールコントロールなどにより、山道などでも安定した走行を実現。また、前後タイヤは異なるサイズ(フロント:235mm/リア:275mm)を採用し、太いリアタイヤは地面へのグリップ力を向上させ、高出力なリアモーターのトルクに対応したグリップ力を発揮する。
なお走行モードは、サーキットで使える新しい「トラックモード」のほか「スタンダード」と「スポーツ」が設定され、街乗りなど日常的なドライブは「スタンダード」を選択すると、キャビンへの振動を有効的に抑えられる。クルマの操作を楽しみたい場合は、「スポーツ」に切り替えることで、よりダイレクトなドライビングを楽しむことができる。
Model 3パフォーマンス限定デザイン
新しいModel 3は高い効率を追求したデザインとなっているため、空気抵抗係数のCd値はわずか0.22。空力性能を最大化するエクステリアデザインは、長い航続距離を実現しながら車両の安定性を向上させている。さらにフロントデザインのエアインテークによって生まれるエアカーテンは、空気抵抗を低減させるだけでなく、タイヤとブレーキシステムの温度上昇を抑制することもできる。
またリアのカーボンファイバースポイラーは、空気の流れを整え、高速走行時の安定性を向上させ、新しいModel 3パフォーマンス限定のバッジと20インチ ワープホイールは走行性能だけでなく、パフォーマンスカーらしい美しいリアデザインを表現している。
一方インテリアでは、ドライバーを包み込むようなスポーツシートが激しいコーナリングでも確実にドライバーをホールドし、最適なドライビングポジションを提供。さらにダッシュボードパネルには、カーボンファイバーデコールを採用し、アルミペダルと合わせてキャビン全体のスポーツ感を演出している。
なお、Model 3 ロングレンジAWDは一充電走行距離の長さ(706km WLTCモード:国土交通省審査値)を含め様々な観点が評価され、令和5年度補正予算CEV補助金の最高額である85万円の対象となった。輸入車の中で85万円対象車両はModel 3ロングレンジAWDのみとなる。
【ラインナップと価格】
・Model 3 RWD 5,313,000円(税込)
・Model 3 ロングレンジAWD 6,219,000円(税込)
・Model 3 パフォーマンス 7,259,000円(税込)
関連情報:https://www.tesla.com/ja_jp/model3
構成/土屋嘉久