新しいVポイントが“ぶいぶい”貯まる理由
Tポイントという名称がなくなりVポイントに変わったものの、基本、従来のTポイントサービスはこれまで通り利用できる。15万店の提携店はそのままで、4月22日からすき家、なか卯、はま寿司など、新たに約5000店舗が加わった。5月以降にも紀伊國屋書店、好日山荘、Joshinなどの店舗が順次、提携店に加わる予定だ。
「Tカード」と「モバイルVカード」の提示でポイントが貯まる店舗。
これらの提携店では従来の「Tカード」や「Tポイントアプリ」からアップデートされた「Vポイントアプリ」を提示することで、提携店によって100円または200円ごとに1ポイントが貯まる。
そして三井住友カードで決済することで通常0.5%還元。対象の三井住友カードの場合、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすると最大7%還元になる。三井住友銀行の口座、クレジットカード、デビットカードなどをまとめて管理できる「Oliveアカウント」を利用の場合は最大20%還元が狙える。
新しいVポイントが“ぶいぶい”使える理由
三井住友カードが提供する「Vポイントアプリ」は「Vポイント Pay アプリ」にリニューアルされ、Visaのタッチ決済が利用できるようになった。「モバイルVカード」も搭載されたので、「モバイルVカード」を表示して、ポイントを貯めたり、使ったりすることができる。
そして「Vポイント Pay アプリ」内にVisaのバーチャルプリペイドカードを発行し、Apple PayやGoogleウォレットに登録することで、貯めたポイントを国内750万店舗、世界1億店の加盟店やネットショッピングで決済が可能。
貯めたポイントは1ポイント=1円で「Vポイント Pay アプリ」にチャージできる。そのほか、クレジットカードや三井住友銀行口座からもチャージできるようになっている。
「Vポイント」サービス説明会ではトークセッションも行なわれ、共通ポイントの専門家であるポイ探の菊地崇仁氏と時短節約家のくぅちゃん氏が登壇。
「円安や物価高の影響で、お得にポイントを活用することで生活を防衛しようという動きが出てきています」と、最近の傾向を語る菊地氏。貯まったポイントは全て投資することで、リターンを得ていると言う。
一方、くぅちゃん氏も「ポイントは現金と同じぐらいの価値を持つものだと感じていて、いかに最大限にポイントを獲得するかが、賢く暮らしていくすべと思っています。Vポイントもうまく使いこなしたい」と語った。
1億人に最大100万ポイントが当たる「ぶいぶい誕生祭」
今回の「青と黄色のVポイント」の誕生を記念して、4月22日から6月30日まで「ぶいぶい誕生祭」を開催。毎日、「Vポイントアプリ」でガチャを回すことで、抽選で1万ポイント、100ポイント、1ポイントが当たる。またキャンペーン期間終了後、ガチャに参加した人の中から抽選で10名に100万ポイントが当たるチャンスも。
このほか「Tカード」や「モバイルTカード」を提示してVポイントを貯めると、抽選で1000ポイントまたは1ポイントがもれなく当たる(1日1会計まで、要エントリー)。V会員番号とSMBCグループのIDを連携することでも、最大10万ポイントが当たる。
また、対象のVポイント提携先でモバイルVカードを提示し、三井住友カードでのスマホのタッチ決済をすると、利用金額の10%ポイント還元されるなど、合計6つのアクションでVポイントが貯まる。
このような大型キャンペーンもスタートし、注目が高まるVポイント。まずはこれまで利用していたアプリを「Vポイントアプリ」や「Vポイント Pay アプリ」にアップデート。ID連携させてこれまで通り利用することで、ダブルでポイントが貯まっていく。毎日、「Vポイントアプリ」でガチャを回すことでVポイントも当たるので、しばらくVポイントから目が離せない。
取材・文/綿谷禎子